« 敵対的買収と「安定株主」策の効果 | トップページ | 証券取引所を通じた企業統治(Corporate Probation) »

2005年11月 5日 (土)

黄金株「フォー!」

(タイトルはインリン様ご降臨のあとの、HG風に読んでくださるとありがたいです)

47thさんの「会社法のトリビア」で、本当に「へぇーー」と感心しておりましたが、あまりのタイミングの絶妙さに、ふたたび「へぇーー」

   国際石油と帝国石油が合併へ(来春持株会社)

石油開発で国内最大手の国際石油開発と同3位の帝国石油は2006年4月に共同持ち株会社を設立し経営統合する。08年4月をメドに合併する。資源高を背景に石油・天然ガス開発の国際競争が激化するなか、日本の石油開発企業は欧米や中国の大手資本に規模で劣っている。両社は有力鉱区獲得と十分な開発資金の確保を狙い、合併によって国際市場で資源開発中堅の地位を固める。

 国際石油開発と帝石は5日それぞれ臨時取締役会を開き、共同持ち株会社の設立と全株式の持ち株会社への移転を決める。持ち株会社の下に両社がぶら下がる格好となる。人事制度や資産に差があるため2年の準備期間を経て合併する。両社の株主には持ち株会社の株式を一定割合で割り当てる。持ち株会社の上場は維持する。

 両社は今夏から統合に向けた協議を進めていた。新会社の売上高は04年度で5600億円強(帝石は04年12月期)となる。。(日経ニュースより、ただし11月5日現在では、国際石油は「しかるべき時期に公表いたします」とだけリリース)

国際石油開発は、甲種類株式(1株)を発行しており、石油公団が保持していたところ、平成17年3月から経済産業大臣に承継されています。取締役の選解任、重要資産の処分については、この種類株主総会の決議を要することになっています。なお、この種類株式の内容を詳しくお知りになりたいかたは こちら

黄金株については、また企業価値研究会の指針が8日に公表される、とのことですから、その後に確認したいと思いますが、とりわけ関心があるのは、償還手続き(消却か、買受か)、特殊株主の株主権の行使に関する制約の有無といったこところです。(なぜか・・・といったところを説明したかったのですが、これから仕事ですんで、また・・・すいません)

11月 5, 2005 未完成にひとしいエントリー記事 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104680/6907058

この記事へのトラックバック一覧です: 黄金株「フォー!」:

» 黄金株と敵対的買収 トラックバック 日高正樹税理士事務所 (名古屋税理士会千種支部所属)
19日の日本経済新聞に「黄金株」についての記事が掲載されていました。 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051119AT2D1800Y18112005.html 「黄金株」とは、1株でも合併や経営統合など重要事項に拒否権を発動できる株式で、1株に複数の議決権を与える複数議決権株式... [続きを読む]

受信: 2005年11月19日 (土) 13時50分

コメント

「HG」や「インリン」なんて書いてあると黄金株の「黄金」の意味まで変わって感じられてしまいます。

・・・失礼しました

投稿: bun | 2005年12月 5日 (月) 13時46分

>BUNさん

ここに気づいてくださって、ありがとうございます。一番コメントがほしかった部分です。
さすがです。

投稿: toshi | 2005年12月 6日 (火) 11時25分

コメントを書く