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2006年5月 2日 (火)

村上ファンドと阪神電鉄株式(速報版)

18時30分に阪神電鉄から開示情報が出ています。現取締役(4期8年にわたる社外取締役を務めた方)と村上氏を含む8名のMAC関係者、合わせて9名の取締役選任に関する株主提案のようです。

いつ提案書を開封したのかわかりませんが、ずいぶんと阪神電鉄現経営者側の考え方も述べられております。(午後5時に開封したのではなかったのかなぁ・・・・・)「本日、受領しました」とありますが、受領したのは3日ほど前だったんでは?報道では阪神側が5月2日まで開封しないことの了承をMAC側に求めた、ということですから、受領日はさかのぼるのではないでしょうか。

それから、この阪神電鉄側の見解は臨時取締役会で決議されたのか、それとも一部の役員の見解なのか。もし臨時取締役会を開いたのであれば、「内部統制整備に関する決議」もやっておかないと違法になってしまいますよね。(とりあえず、お仕事中なんで、よくわからないままに速報版です)

と、言っているうちに阪急HDからも現経営陣の考えに賛同する開示情報が出されましたよ(18時50分)関西のゴールデンウィークは、おそらく「タイガースとジャイアンツ」よりも「タイガースとタカラヅカ」の話題でもちきりになりそうですね。

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コメント

はじめまてコメントします。おそらくtoshiさんと同じくらいの年齢の中小企業経営者です。ちょくちょく寄らせてもらっています。いま読売ニュースを見ましたが、玉井社外取締役がtoshiさんとまったく同じ見解を述べていますね。私は関西の人間ではないのでよく知りませんが、鉄道路線の関係ではなぜ京阪や近鉄のほうが阪急と提携するよりも阪神の企業価値アップにつながるのでしょうか。阪急だって真横に線路が走っているわけではないでしょう。沿線開発にしたって、縦長に押さえるよりは横長に押さえたほうが効率的だし総合的な開発のためには都合がいいはずです。結局は村上ファンドが高値で売り抜けるための施策にみんなが踊らされているように思えますが。
toshiさんの続報を期待しております。

投稿: dosser | 2006年5月 4日 (木) 11時28分

>dosserさん

はじめまして。レス遅れましてすいませんでした。たしかに玉井さんは、インタビューで私と同じことを話しておられましたね。
でも、今日あたりの共同通信に対するインタビュー記事を読んでおりますと、阪神側からの選任提案がない場合には就任を断るような気持を抱いておられるようで、ちょっと私の予想がはずれそうな気配になってまいりました。
続報はまた、視点を変えて考えたほうがよさそうです(苦笑)・・・
また、遊びに来てくださいね。失礼しました。

投稿: toshi | 2006年5月 6日 (土) 02時32分

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