いよいよ本業復帰・・・
本来ならば、この時期「メリークリスマス」バージョンでありますが、今週私の父が逝去いたしましたので、今年はクリスマスも年始のご挨拶もご遠慮させていただきます。ブログをご覧の方はご承知のとおり、先週からほとんど新しいエントリーをアップすることができませんでした。すでに期日が入っていた裁判と、きょう(22日)を含め2本の講演をなんとかこなしましたが、ともかくタイトで厳しい毎日でした。2年半の父の闘病生活、そして私達家族にとりましては2年半の看病生活、病院の談話室で深夜ブログを更新していた時期もありましたが、悔いのない最後の数ヶ月を父とともに送れたことは、なによりも感無量であります。昨日の告別式も、泣かずに挨拶できましたし、無事、父を来世に送ることができました。
さて、いよいよまた元気に本業に復帰いたします。このブログも平常どおり更新していきたいと思っております。(本日はめずらしく私事を書かせていただきました。メリークリスマスとは申しませんが、皆様方におかれましては、どうか楽しい休日をお過ごしくださいませ。。。)
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コメント
お悔やみ申し上げます。『士』業、プライベートと職務のオヴァ-ラップは正に一身専属性を現していらっしゃる点しんどい話ですね。
投稿: serateru | 2006年12月23日 (土) 10時19分
どうもありがとうございます。
通夜、告別式を通じて、私と同年代(40代半ば)の方々が、家庭に同じ苦労をかかえながら仕事をしていることを知りました。昔のように兄弟が多い時代とは違いますので、年老いた両親と「どのように向き合いながら共生するか」、みんな真剣に考えないといけないですよね。誰もが通る道だと思っております。
投稿: toshi | 2006年12月23日 (土) 11時19分
以前からブログは拝見しておりましたが、初めてコメントさせていただきます。
まず心よりお悔やみ申しあげます。私も数年前に父を亡くしお気持ちよく理解できます。
山口先生の内部統制の記事はいつも参考にさせていただいております。パブコメに付されている内部統制実施基準案について、日本監査役協会の意見書がそのHPに公開されておりますが、もし先生がご覧になっているようであれば、先生はどのようにお感じになったお伺いしたいと思っております。
投稿: ろっき~ | 2006年12月23日 (土) 14時08分
ありがとうございます。母が亡くなった後、父の存在というものが、うちの家族にとって大きく変わってきまして、とりわけ「母のときのように後悔しない」ということで、自分の納得のいくように父の看病をやってきました。とりあえず今は後悔はございません。
監査役協会の意見書は存じ上げませんでした。とりあえず本業のほうが仕事がたまっておりますので(^^;)、そちらを優先してから、後日あらためて検討したいと思います。情報どうもありがとうございました。
投稿: toshi | 2006年12月23日 (土) 14時53分
昨日、名古屋ガーデンパレスで先生の研修会に参加した監査役です。昨日はお疲れ様でした。あまり存じ上げない先生ですが(失礼)、「なぜ会場が一杯なんだろうか」と思っておりましたが、こういったブログがあるからなのですね。個人的なご事情はまったくお見せにならず、長時間の御講義、たいへん勉強になりました。御礼とともに、あらためてお悔やみ申し上げます。
先生は「第二の会計不信時代」とおっしゃっておられましたが、監査役にとっても厳しい時代だと思います。いつもは穏やかなお話が多い勉強会ですが、さすがに昨日の先生のお話はかなり厳しいものを感じさせてくれました。また名古屋での講演を楽しみにいたしております。
本業復帰とのことですが、ご尊父様をなくした直後、もうしばらくゆっくりされてはいかがでしょうか。仕事よりもご本人の健康あっての士業です。くれぐれもお体をご自愛ください。
投稿: つばき姫 | 2006年12月23日 (土) 21時31分
便宜のために、
監査役協会の意見書へのリンクを貼っておきます。
http://www.kansa.or.jp/siryou/elibrary/el_006.html
(社団法人日本監査役協会オフィシャルサイト>電子図書館)
投稿: 内部統制報告書の基礎 | 2006年12月23日 (土) 21時59分
つばき姫さん、内部統制報告書の基礎さん、コメントありがとうございます。いろいろと便宜をはかっていただき、また講演の感想をいただきまして、感謝いたします。
そうですね。もう少し休養したほうがいいかもしれません。(^^;)
いま監査役協会からリリースされた意見書を読みましたが、経営者評価と監査役の統制環境への検証、監視の権限との関係ですね。なかなか悩ましいところですが、監査役協会としても放置しておけないところであることは理解できます。また一度このブログでも意見を述べてみたいと思います。
投稿: toshi | 2006年12月24日 (日) 03時09分
こんばんわ。
先日の名古屋での研修に参加させて頂いたものです。
まだまだ新米の監査役で、右も左もわからない状態なのに、
昨今の監査役に対する要求が高まっているこのご時世が
ひたすらプレッシャーになっております…。
色々と本を読んで、監査役の仕事とはどういうものか勉強したり
内部統制や会社法の勉強などもしておりますが、今までは
システム関係だったもので、なかなか法務の事柄は頭に入ってこなくて
苦労しております(ベンチャー企業ですので、いつの間にか監査役に
なっていた、という感じなのです)。
先生のブログも参考にさせて頂き、精進していきたいと考えております。
質問もできるくらいに頑張って勉強しますので、今後ともよろしく
お願いしますm(_ _)m
投稿: さとち | 2006年12月24日 (日) 06時17分
日興とライブドアの会計処理のちがいと責任のちがいについて解説してください
投稿: bachtoback | 2006年12月24日 (日) 11時16分
山口先生
ご多忙の中、目を通していただいてありがとうございます。先生のご意見を楽しみにしております。
つばき姫さんのおっしゃられるとおりだと思います。お身体あっての仕事ですから、年の瀬も間近ですので、くれぐれも無理せずご自愛ください。
投稿: ろっき~ | 2006年12月24日 (日) 20時03分
ご尊父様のご逝去を痛み、心からお悔やみ申し上げます。
私も、濡れ衣と戦い乍ら、ほぼ4年寝たきりの母を今年亡くしました。
いつも、ブログを見せて頂きながら、正義とは何かを考えながら、経営側と話合を続けてきました。私の望む解決は図られない事がハッキリしましたので、会社を退社し、転職を決意しました。50歳代半ばでの転職に自信がああった分けではありませんが、幸いインターネットのサイトで、望んでも就けないであろうポジションのオファーがあり、来年2月頃には、新しい仕事に就く見込みが立ちました。
先生のブログを見せて頂きながら勉強した事を世の役に立てればと考えおります。
少し気になるのは、退職された例の部長さん、その後、どうされたのでしょうか...
投稿: 濡れ衣と戦った会社員 | 2006年12月25日 (月) 15時18分
皆様、どうもありがとうございます。
だいぶ元気になりまして、すでに本業復帰を果たしております。
監査役という仕事は、なにも管理畑出身の方ばかりではないのですね。たしかに理系出身の方には、法律的な考え方は「しんどい」ところがあるかもしれません。そういった方に対しても、わかりやすいブログを心がけていきたいと思います。もし「ちょっとよくわからない」というところがございましたら、お気軽に質問してください。
日興とライブドアの問題についての比較(私は会計処理に関する専門的意見はあまり詳しく述べることができるかどうか、不安ですが)というものについては、どこに視点を置けばいいのでしょうかね?もうすこし日興の事件が進展した段階で検討してみたいと思います。
投稿: toshi | 2006年12月26日 (火) 01時43分