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2007年4月 1日 (日)

ブログの体裁を少しだけ変えてみました。

いよいよ4月ですね。私の事務所の隣にあります西天満公園のソメイヨシノも5分咲きとなりまして、もう花見宴会が始まっております(かなり寒いと思うのですが・・・)今年度もどうかよろしくお願いいたします。

さて、Hamsterさんに、いろいろと「ココログ」プロでもできそうなことを教えていただいたおかげで、すこしテンプレートに修正を加えてみることにいたしました。このブログは2005年5月から始めまして、もう24ヶ月目に突入しましたので、24ヶ月分のアーカイブ(あんまり意味ないですが・・・)に変更しました。また、最近は多くの方にご批判、ご賛同のコメントをいただく機会が増えましたので、(念願だった?)20コメントまでのツリー表示に変更してみました。また、約1ヶ月分のエントリーが一覧できるように、左サイドバーの「最近の記事」も20表示としました。さらに、前々回のエントリーで不満を書いておりました「スパム防止機能」でありますが、TBにくらべて、それほどコメントスパムは多いというわけでもありませんので、防止機能を停止させております。(また、いろいろと問題が出てまいりましたら復活するかもしれませんが・・・)

そして、せっかくテンプレートを修正いたしましたので、50代、60代の読者の皆様にも、無理なくお読みいただけるよう、エントリー部分の文字を少しだけ大きくしてみました。(かなり読みやすいのではないでしょうか)mizukiさんから「前のデザインのほうがよかった」と不評を買っております写真デザインでありますが、これも修正しようかなと思いましたが、ちょっと時間が足りませんでしたので、また来週にでも検討してみようか、と思っております。

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コメント

いつも読ませて頂き、勉強しております会社員です。
私は、ビジネスに於ける公正とは何か、正義とは何かを常に考え、読ませて頂いております。専門家の注意・注目の深さ、又解釈・読みを自分の考え・感じとすりあわせ、「なるほど」と思うこと多々です。

大会社で次々に起きる不祥事をみると、いくら内部統制を厳格ににしても、運用するのが内部である限り、最高権力者が不正や不祥事の中心である限り、防止するのは難しいのかな、というのが私の感想です。おかしな人間を最高権力者にするのがいけないのですが、最高権力者になる前には、まともであったものが、権力の座に着くと、おかしくなるのはよくあることです。

不正を防止したり、不正を発見・摘発するには、内部統制のようなシステムを作るのも大切ですが、それを運用する人に限られてくると思います。結局、ある程度、大規模な組織では、最高権力者の任期に期限を設け、次の最高権力者の最初の仕事は、前任の仕事の点検とするようにして、権力者の不正・不祥事は、事後必ず暴かれるというシステムを作らないといけないのではないでしょうか。

10年以上前ですが、親会社のある、上場企業の業績がそうでない上場企業より、良いという事が、ある学会で議論されていました。株主と顧客に加え、内情を知ろうと思えば知れる権力(親企業)があるという緊張が、公正、且つ最高の効率を生むのでしょうか。

私は、濡れ衣を着せ、それが判明しても、名誉回復を図ろうとしない会社を去りました。でも、悪いのは会社ではなく、ほんの一部の人間ですが、中枢にいる悪人の名誉失墜をさせ、社内掃除をしようとしましたが、一会社員には無理でした。

内部統制というような、専門家でも難しい内容を、私のような素人が議論するのは無謀ですが、それでも、この社会で、厚生や正義を実現するため努力されている皆様の活躍に期待し、応援します。

このブログが多くの方に読まれ、発展すること期待します。
機会あれば、先生のご講演があるとき、聴講もしたいと考えおります。
月並みですが、頑張って下さい。

投稿: ある会社員 | 2007年4月 1日 (日) 10時29分

ある会社員さん

コメントありがとうございます。
まだまだ私もコンプライアンス問題は勉強中の身と思い、私自身の裁判実務とか、コンプライアンス委員としての経験をもとに、皆様方と考えていこう、といったスタンスでブログを書いております。(なお、視点はあくまでも社外監査役から・・・ということであります)また、至らぬ点は他のコメントをお付けになる方同様、ご批判、ご意見をいただければ幸いです。

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不正を防止したり、不正を発見・摘発するには、内部統制のようなシステムを作るのも大切ですが、それを運用する人に限られてくると思います。結局、ある程度、大規模な組織では、最高権力者の任期に期限を設け、次の最高権力者の最初の仕事は、前任の仕事の点検とするようにして、権力者の不正・不祥事は、事後必ず暴かれるというシステムを作らないといけないのではないでしょうか。<

おっしゃるとおりです。まさに正論かと思います。ただ、現実には次期社長さんは、これまでの社長さんのお眼鏡にかなった方が就任されることが多いのが現実でしょうから、果たして前任者の不正を暴く、といった行動に出ることにどれだけの期待をかけられるのか、すこし疑問を抱きます。もし、必ず暴かれるシステムを制度として採用しますと、「不正を知ってしまった」後任者が、また「隠蔽」といった新たな不祥事を抱え込むことになるかもしれません。私は他に暴く立場の人を設けることのほうがいいような気もいたします(独立性といった新たな問題点がありますが)

どうか、今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: toshi | 2007年4月 2日 (月) 02時14分

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