非常勤社外監査役の理論と実務
連休中にCOSOっとご紹介いたします。4月下旬に、商事法務より「非常勤社外監査役の理論と実務」(大阪弁護士会、日本公認会計士協会近畿会共同執筆による)が出版されました。(おそらくもう全国の書店に並んでいると思います。)事務所の近くにあります旭屋本店3階(法律経済コーナー)に行きまして、平積みになっているところをデジカメで撮影しようかと思っていたのですが、平積みではなく、監査役コーナーのところに数冊ばかり本棚に並んでおりました(;▽;)
私も、ごく一部ではございますが、執筆者として担当しております。一冊の本を世に出すまでに、どんな苦労があるのか、たいへんよくわかりました。ブログを書くのとは大違いですよね。ここのところ、監査役の実務や理論面で、さまざまなところから提言が出されておりますし、また財務報告に係る内部統制と監査役監査のあり方など、きわめて重要な議論も各所でなされておりますので、そういった議論の整理にお役立ていただければ幸いです。また実務に役立つことを主眼としておりますが、各所で弁護士、公認会計士それぞれが議論したうえでの意見なども織り込んでおります。また、よろしければ書店でお手にとって、興味のあるテーマ等、パラパラとお読みいただければ幸いです。そのまま自宅に帰って「うーーーん、やっぱりあの本、欲しい」と思われましたら、ご購入ください。(笑)非常勤社外監査役の方にとりましては、監査実務に役立つものと思いますし、常勤監査役の方にとりましては、非常勤社外監査役の職責のようなものをご理解いただくためにも有益かと存じます。「監査役と善管注意義務」あたりの記述は、かなり思い切った意見が述べられておりますし、また内部統制システムの整備状況と監査役の対応あたりの記述もかなり精緻なものとなっております。
(執筆者全員で合宿したのはもう昨年の夏。ずいぶんと昔のように思えてきました。)
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