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2007年11月16日 (金)

船場吉兆、強制捜査へ

お気楽なエントリーを用意しておりましたが、各紙で報道されておりますように船場吉兆社が強制捜査の対象となったようでありますので、急遽抹消いたしました。連日の不当表示に関するエントリーになってしまいました。

不正競争防止法違反(主として、原産地表示、品質表示などについて、消費者に誤認させてしまうような表示を故意で行った、ということ)ということなんで、基本的には警察主導の捜査になりますが、これまでに農水省のJAS法違反の調査が先行しておりますので、農水省と警察の連携といったことになるものと思われます。ミートホープ社の不正競争防止法違反事件の際には、加工原材料の販売ということで農水省がJAS法では対応困難だったので、また違った流れになるかもしれません。とりいそぎ、今後の動向を見守りたいと思います。

11月 16, 2007 経済刑法関係 |

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» 船場吉兆取締役、偽装牛肉「販売中止を」・菓子不正の発覚直後 トラックバック I'll be〜ニュースで学ぶビジネス法務
様々な企業による食品表示の偽装事件は、船場吉兆による不祥事によって新たな局面を迎えたように思います。 ご存知の通り、船場吉兆は賞味期限切れの商品をラベルを張り替えて販売するなど、JAS法・食品衛生法違反行為を行... [続きを読む]

受信: 2007年11月17日 (土) 19時53分

コメント

山口様
ご参考いただきありがとうございました。オートバックスのBSを見ると、切羽詰った経営内容でもないのになんであんな大金が要るんだろうと思いました。

吉兆さん、赤福他の事件を見ていたのに、同じようなことを繰り返している(というかそれよりひどく感じる)ように見えます。

おかげで?清水建設の影が薄くなってしまいました。

清水にしろ、オートバックスにしろ、別段謝罪を期待?していないのですが、事実関係と今後の対応について、きちんと説明してほしいだけなのですが、中間決算発表と同じときに説明するというのは、逆に言えば、タイミングが決算時期でなければ、どうだったのか? という思いが残りますね。

投稿: katsu | 2007年11月18日 (日) 09時19分

実名ブログでどこまで書けるかはわかりませんが、私もオートバックスの件については、フォローしますので、またご意見いただけましたら幸いです。次回は法律の視点から検討したみたいと思います。

投稿: toshi | 2007年11月20日 (火) 12時04分

竹中工務店も出ちゃいましたね。
最近の不祥事の傾向として、ある種の不祥事が発生した場合に、競合各社にも同種不祥事が発生(発覚)するというパターンがありますね。

エントリーにも書きましたが、そういった意味では、ニチアス、東洋ゴムに続く、第3、第4の耐火性能偽装は確実に出てくると思いますし、最後の自主申告のチャンスを付与するために、国土交通省が自己調査指示を全国に出したのではないかと思います。

投稿: toshi | 2007年11月20日 (火) 15時58分

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