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2008年4月13日 (日)

くいだおれ&かしだおれの夜

Cimg0451_320 新聞やテレビでも報道されておりますとおり、今年7月8日をもって、大阪名物のレストラン「くいだおれ」が60年の幕を閉じることとなります。きょうはミナミで東京からお越しの方と夕食をご一緒することになっておりましたので、少し早めにミナミに出向きまして、人波をかきわけながら、やっとのことで大阪のシンボル「くいだおれ人形」を記念撮影してきました。(テレビ局も来てましたし、いや、本当にすごい人です。。。)

閉店報道の後、すでに100件以上の商標、人形買取の打診が舞い込んでいるそうでありまして、きょうもナニワのシンボル通天閣を経営する通天閣観光さんより、打診があったとのこと。先日、テレビにて初めて「くいだおれ」経営者の方を知りましたが、柿木道子会長のお顔とこの人形、かなり似ていらっしゃいます。おそらく、この会長の方がモデルではないでしょうか。柿木会長のお話では、売却先決定はまだまだ先のことのようでありますが、これほどの「くいだおれ」フィーバーともなりますと、大阪に本拠を有するファミリーレストランチェーンなども名乗りをあげてほしいものですね。「くいだおれ」の屋号で、大阪で10店舗ほど、この人形を入り口に飾って経営すれば、けっこう集客力があるように思いますが。だめですかねぇ。

Cimg0458_320 このくいだおれ人形から徒歩10分ほどで、長堀というところがございまして、こちらのお店で本日はいつも拝読させていただいているあるブロガーの方と3時間ほど、楽しくお話をさせていただきました。年齢のことを申し上げるのは控えますが、ともかく失われた15年に関する「昔話」に花が咲きました。(実はこのお店は、昨年大杉先生やneon98さんと会食したときにも利用させていただいたお店であります。朝のNHK連続テレビ小説の舞台になったお店であります。)私が立退きの裁判で訴えられている会社の代理人を務めていた時代、この方は立退きを求める側におられて、粛々と過去の清算に勤しんでおられたようでして、なかなか感慨深いものであります。いろいろと書きたいこともございますが、あんまり書くと特定されてしまうおそれもありますので、このあたりで失礼いたします。

4月 13, 2008 未完成にひとしいエントリー記事 |

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コメント

くいだおれ人形のニュースはひとしきり耳にしておりました。
そんな中でシニカルにニュースをひねる番組に耳を傾けていると、もと大阪の人間と言う方がなかなか辛口のコメントを発しておりました。
曰く──

くいだおれ人形は実はかなり不気味だ
子供が暗いところで出くわしたら泣くと思う
生きているか、死んでいるかわからんような目をしている
途中で電動式になったが太鼓をたたくふりでバチはあたってない
うつろな目をした太鼓をたたくふりをする人形は不気味だ…
店のメニューもかなり高いしそそらないので自分は行かない

私個人は前を通った事がある程度で、太郎君にもその持ち主にも、何の恨みもつらみもありませんが、メニューは確かに高いようですね。他の選択肢と競合した場合、ここが選ばれるのは観光的価値と大阪クラシックスタイルと言う付加価値なのかと思います。

大阪の食い倒れ、東京の着倒れ、神戸が履き倒れだったでしょうか。大阪の食は一般に言われるほど安くはないと思いますが、リーズナブルと言う方がしっくり来ます。味付け、量、工夫の総合でこれなら安い・うまいと言うのが大阪の食の印象です。

ところが、この太郎君のところはコースメニューを聞きましたが──ちょっと高いし、大阪食の魅力が溢れているかと言うと…微妙ですね。
千日前でしたでしょうか、名物カレーを食べましたが、あれも観光記念食になっていたようです。ただ、大阪はときどきものすごい価格破壊食があったり、客が店の経営を心配してしまうような値段のところがあるのも確かですね。大阪の友人に以前聞きました──

 大阪の立ち飲みはやっすいですよ~
 そんなに安いんですか?
 いやもう二千円飲めません、そんなに飲んだらつぶれますわ…

超個人的には、中央区瓦町あたりにあった「居酒屋山海の郷」がむちゃくちゃ安かったです。ランチはまあそこそこ(六百~七百円)ですが夜の居酒屋タイムは半端ではなかったですね。もうなくなってしまったのが残念です。
それから同じ瓦町の愛媛銀行のところのうどんの「柳」の台抜きが好きでした。どんぶり飯と味噌汁をいっしょに頼んだら千円ではとてもすまないのですが、うまかったです。

──超閑話で失礼しました。

投稿: 日下 雅貴 | 2008年4月13日 (日) 14時13分

いえいえ、内部統制ネタ以外でもシニカルなご意見、大歓迎ですよ。
ご指摘のとおり、報道ニュースやブログネタをみましても、「くいだおれ」の食事が美味しいといった評判はあまり聞かれませんね(私はここで食事をしたことがないので、実際はどうなのか存じ上げませんが。といいますか、くいだおれがレストランであることすら知らない方が多いようです)私は、今回感じましたのは、こういった「なにわの名物」というのは、いろんな人たちによって作られていくことが多いように思いました。大阪を表現する(私からすると「ミナミを表現する」)ときに、グリコの看板とか、かに道楽の看板とか、この「くいだおれ太郎」とか、何度も利用されるうちに、イメージが出来上がってきたのが現実であります。ご承知のとおり、くいだおれのお店はミナミで最大の集客力を誇る心斎橋筋のすぐそばです。そういった場所に存在していた人形であるところに「なるべくしてなった大阪のシンボル」性を感じます。
とはいいましても、最近、商売の話題に乏しい大阪ですので、閉店後までこの太郎さんがどうなるのか、関心をもっております。

投稿: toshi | 2008年4月13日 (日) 14時38分

くいだおれ店の企業価値を算定して、売却先を探すための社外独立委員会が立ち上がった、とのことw 弁護士や会計士で構成されているそうですが、どうやって企業価値を算定するのでせうか

投稿: unknown | 2008年4月15日 (火) 15時21分

くいだおれ食堂のこれまでのブランド力(?)を前提に再生プランを作成して、それによる今後の収益性見積もりを示すのでしょうか…
経営改革の一種ですね、これまでは経営努力が足りなかった?
思い切ったコンセプト変更もあるのでしょうが、くいだおれ太郎君や食堂と言ったブランド要素は変えないのでしょう、変えては意味がないでしょうから。
やっぱり大阪(ミナミ)に定着したシンボルの喪失を何とかしたいわけですね。名称と太郎君が残ってすっかり換骨奪胎された飲食店が登場してもミナミのシンボルは残りますが──。
そうなると商標・意匠に関する権利やらのれんの価値算定?

投稿: 日下 雅貴 | 2008年4月16日 (水) 13時54分

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