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2010年8月 6日 (金)

パロマ工業事件・刑事判決の分析を「法と経済のジャーナル」(AJ)に寄稿しました。

朝日新聞WEBマガジンの「法と経済のジャーナル」(Asahi Judicialy)に、「パロマ元社長有罪判決の衝撃」を寄稿いたしました。AJは8月1日より有料WEBマガジンとなりましたが(月額1050円)、私の寄稿文は無料でお読みいただくことができます。(ただし、私が判例分析の参考とさせていただいた「判決要旨」は一部会員限定だそうです。この判決要旨はかなり詳細なものですので、法律家の方々のご興味にも耐えうるものではないかと思います。)

不定期ですが、AJのほうでもブログ同様、関心のあるテーマで書かせていただく予定ですので、そちらもご覧いただければ幸いです。

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コメント

toshi先生

寄稿読ませて頂きました。相変わらず鋭い視点ですね。
本判決については、当時随分と厳しい判決だとの感想を持った
ものです。(メーカー出身者なので特に感じました。今だから
言いますが、責任者であった当時事故の発生を聞くと、1)
被害の状況、2)原因、3)その後直に....消極的な対
応...を考えたものです)

今回の寄稿では、「本来、安全対策に熱心な企業の経営者こ
そ、責任が軽減されるシステムが構築されるべきである。」
に大変共感しました。この観点での弁護活動を希望する
会社が多いのではないでしょうか。また是非啓蒙活動も
お願いしたいですね。

投稿: ohigo | 2010年8月 7日 (土) 06時47分

おせっかいなようですが、これだけ秀逸な判例評釈をお書きになるのであれば、法律雑誌に寄稿されたほうがよろしいのではないですか?ご指摘のように、まだ審査会レベルですがJR事故の歴代経営者に対する強制起訴事件への影響は大きいと思いますが、あまり刑事法の学者や実務家の意見がはっきりと出ていません。引用できる判例や文献がきわめて少ないことにあるのでしょう。こういった先生の論稿がたたき台として議論されることが望まれます。

投稿: tori-sugari | 2010年8月 7日 (土) 11時54分

ohigoさん、こんばんは。お読みいただき、ありがとうございます。できれば多面的にパロマ事件判決を検討してみたいと考えております。まったくの「問題提起型」の記事なので、いろんな有識者の方のご批判、ご異論を受けることを承知で書きました。これからもご意見、よろしくお願いいたします。

tori-sgariさん、はじめまして。
とんでもございません。きちんとした論文を書くだけの資質はありませんし、判決全文も読んでおりませんので、あまり偉そうなことは言えないものと思っております。ブログの延長線にある意見、程度にお読みいただければ結構でございます。

投稿: toshi | 2010年8月10日 (火) 02時20分

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