« 司法修習生給費制議論に関する素朴な疑問 | トップページ | 監査役の社会的使命と法的責任(本のご紹介) »

2010年10月24日 (日)

ミシュランガイドで星が落ちるお店・落ちないお店

外食産業の社外監査役を務めているせいか、どうも「食事処の格付け」が気になりまして、今年もミシュランガイドを衝動買いしてしまいました。(ミシュランガイド2011京都・大阪・神戸)リーズナブルな値段で、すこしリッチな気分が味わえるブリーゼブリーゼのフレンチがはじめて掲載されましたので、もう予約がとれないかもしれません。(梅田のど真ん中の高層階ですから、夜景は最高なんです)

詳しい方からすれば「あたりまえ」なのかもしれませんが、こうやって2010と2011を比較してみますと、やっぱり「星」が落ちるお店ってあるんですね。たとえば昨年(2010)大阪には「ふたつ星」の飲食店が12店掲載されていたのですが、2店が落ちております。(1店は一つ星、もう1店は掲載なし)また、星1つだったお店のうち、今年は5店の星が消えております。これだけ騒がれて、1年で星が消えたり、ランクが落ちる・・・というのは、なんとなくお店側としては嫌な気分でしょうね。ひょっとすると「ランク外」になったというのは、お店のほうからミシュラン側に「掲載しないでほしい」と要請したのかもしれませんが、やはり星2つから星1つへ・・・というのは、「なんでやろ」って思います。審査する側が、なぜランクを下げたのか、たいへん知りたいところです。お店が悪いのではなく、ミシュラン側がそもそも誤った審査をしていた・・・ということなのでしょうか?大阪に限って言えば、超ビックネームの老舗がいくつも星が消えていますので、いろいろな理由があるのでしょうね。

あと、昨年最高ランクの3つ星に輝きながら、今年3月に食中毒事件を起こした京都の老舗が今年も3つ星を維持しています。お店は「ミシュランの名誉に傷をつけてしまい申し訳ございませんでした」と謝罪をされていましたが、築き上げてきた伝統の前ではお客様4名の食中毒被害、3日間程度の営業停止など、「重要な欠陥」にもなんにもならない、ということなのでしょうか?それなら、ますます3つ星というのは、いったいどこをみて決めるのだろうか・・・・・・と。不思議であります。(もし「ミシュラン弁護士ガイド大阪編」とかあったら、私けっこう「ビジネス弁護士部門」で覆面調査員になれるかも。。。ずいぶんたくさんの方の相手方になりましたから 笑)

|

« 司法修習生給費制議論に関する素朴な疑問 | トップページ | 監査役の社会的使命と法的責任(本のご紹介) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ミシュランガイドで星が落ちるお店・落ちないお店:

« 司法修習生給費制議論に関する素朴な疑問 | トップページ | 監査役の社会的使命と法的責任(本のご紹介) »