「Q&A災害時の法律実務ハンドブック」初版公開と出版社のCSR
(3月26日未明 追記あり)
ろぼっと軽じKさんから教えていただきましたが、新日本法規さんが、本日「Q&A災害時の法律実務ハンドブック」の初版をテキストデータにて開示されました。(ご教示ありがとうございます)法律関連の出版社によるCSR(企業の社会的責任)として、この英断に頭の下がる思いです。被災者の皆様、そしてマスコミの皆様、どうかご活用いただければ、と。原発問題や津波による家屋消失、災害保険の実務など、同様に考えてよいものかどうか、疑問もあろうかとは思いますが、解決の方向性を知るうえにおきまして、我々弁護士も法律相談の手引きとして貴重なものであります。
なお、これは平成18年度発行のものであり、最新版は現在関東弁護士連合会において、急ピッチで編集が進められているようですので、あくまでも平成18年度版としてご参照ください。被災者の方々にも、避難所におられる方から、自宅で不便を強いられておられる方など、さまざまかと思います。それぞれのお立場で活用できるのではないでしょうか。
(追記)
新日本法規さんと同じく、商事法務さんの「地震に伴う法律問題Q&A」(平成7年版)がPDF化され、同社HP上にて公開されております。こちらも、すでにご紹介させていただいたとおり、(少し内容は古いですが)たいへん震災関連の法律問題の解決のため有益な情報が詰まっております。このたびの震災復興に向けての各社のご尽力には、たいへん敬服いたします。
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