« 大王製紙事件にみる「内部通報が内部告発に変わるおそろしさ」 | トップページ | 非上場子会社の粉飾決算と会社法改正の必要性 »

2011年10月25日 (火)

大王製紙解職事件-新たな展開へ

いよいよ大王製紙社顧問(元会長の父)がマスコミ取材に回答されたのですね(毎日新聞ニュース)。やはり、といいますか、当然といいますか、元会長への巨額融資は今年3月の時点で会社関係者間では発覚していたものであり、顧問は元会長に対して融資金の一部返済を求めていたそうです。

こういった状況で、一昨日エントリーしたように、子会社幹部の方の「内部通報」がいかなる意味をもっていたのか、とても興味のあるところです(産経新聞のニュースを読むと、捜査機関もずいぶんと前から元会長さんの口座に関心を寄せていた、とありますし。。。)

取締役会を構成していた役員の方々も「知っていた」そうなので、なんとも。。。しかし役員の方々を弁護するわけではありませんが、「顧問(元会長の父)がなんとかしてくれるだろう」といった甘い期待があったのかもしれません。(仕事中なので、取り急ぎ備忘録程度にて。)

|

« 大王製紙事件にみる「内部通報が内部告発に変わるおそろしさ」 | トップページ | 非上場子会社の粉飾決算と会社法改正の必要性 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大王製紙解職事件-新たな展開へ:

« 大王製紙事件にみる「内部通報が内部告発に変わるおそろしさ」 | トップページ | 非上場子会社の粉飾決算と会社法改正の必要性 »