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2012年5月24日 (木)

6月総会終了をもって社外監査役を退任いたします

(私事でございますが)私、株式会社フレンドリー(大証二部)の監査役を8年間務めてまいりましたが、6月27日の定時株主総会終了をもって退任することとなりました(本日の開示情報記載のとおりでございます)。

ありがたいことに社長、会長より「あと4年」とのご要望もありましたが、私自身「社外監査役が『社外』と呼べるのは2期8年まで」との信念を持っておりますし、事実、議決権行使助言会社の指針にも2期8年を超える社外監査役の選任については否決票を投じるところもあるようなので、退任させていただくことといたしました。また同業でありますが、後任に優秀な方が控えておられることも、気持ちを後押ししてくれました。

この8年間、いろいろなことがありました。コンプライアンス的な問題もあり、M&A(統合中止)もあり、株主総会の退場命令あり、GC注記もあり、ということで、社外監査役としての対応を真剣に考えさせていただく機会も多かったように感じます。もう少し業績が回復できてから・・・との思いが届かぬままに退任することが唯一悔しいところです。

社外とはいえ、8年も経営会議に関与していれば、やはり社内の役員に近い発想になってきます。ただ、顧問弁護士とはまた違った視点で、社内の意思形成に関与できたのは幸せでした。常勤監査役さんは、8年間で3名の方にお世話になりました。また多くの役職員の方々にもたいへん勉強させていただきました。これからも外食チェーン「フレンドリー」の一ファンとして、応援していきたいと思います!決して株主総会に出席して文句を言ったりする「特殊株主」にはなりませんので、どうかご安心ください(笑)。

しかし総会終了後の(毎年恒例の)取締役会に出席せず、先に帰るのは寂しいかぎりです。。。

5月 24, 2012 未完成にひとしいエントリー記事 |

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コメント

"決して株主総会に出席して文句を言ったりする「特殊株主」にはなりませんので、どうかご安心ください(笑)。"
株主総会で質問する株主は”特殊株主”なんでしょうか?
通常の業績や業務内容の質問や役員給与(1億以上)など株主総会に行った時はできるだけ質問するようにしています。
(あててもらえない場合が多いですが)
会社側では質問する株主は”特殊株主としてマークしているのですか?

投稿: 一個人株主 | 2012年5月24日 (木) 22時49分

いえいえ(笑)とんでもございません。

報告事項や審議事項に関連して、いろいろと質問される株主さんはウエルカムではないでしょう。たぶんどこの会社もそうだと思います。

企業価値向上を目的とした質問ではなく、別の目的をもって質問される方もいらっしゃいますよね。「特殊株主」としてマークしておかないと、ほかの株主の方々からおしかりをうけますので。

投稿: toshi | 2012年5月24日 (木) 23時07分

「いろいろと質問される株主さんはウエルカム」と本気で「開かれた総会」を志向する会社も確かに増えてきたのでしょうが、多くの会社は必要とあれば社員株主やOB株主を「活用」して活発な意見が出た形は整えつつ、とにかく揉めることなく無難に終わることを最優先しているのが実態ではないでしょうか。伝統もあり社会的ステータスも高い企業ほどそうした傾向は強いように見えます。
その際、経営者にとって触れて欲しくない問題への質問や手厳しい意見を言う株主は、「特殊株主」扱いして極力発言を封じ込め、排除する運営を行うことも決して珍しいことではなさそうです。OB株主の場合、株価や企業年金の動向は生活上切実な関心事であり、かつその企業の内部事情や問題点を良く知っているので、本当は手厳しい質問や批判もしたいが、「特殊株主」扱い或いは「裏切り者」扱いされることがイヤて沈黙するケースも多いのではないでしょうか。むしろOB株主こそ「企業価値向上」を目的に突っ込んだ質問を積極的に行うこと、そしてそれを「敵視」「異端視」しない風土を作ることが、日本の企業統治の健全な発展に必要ではないかと思っています。

投稿: いたさん | 2012年6月 3日 (日) 23時09分

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