監査役の有事対応講演のご報告とお礼
本年度の日本監査役協会研修の講演が昨日の東京開催分ですべて終了いたしました。3月5日~7日の東京での講演では1500名の監査役の皆様にお越しいただき、全国で延べ2100名の監査役の皆様に聴講いただきまして、厚くお礼申しあげます。とくに3月5日からの三日間は天候にも恵まれまして、コートいらずで新宿ベルサールホールに出向くことができました。
事例分析を通じて、平時のリスク管理を見直していただく機会になれば幸いでございます。「ああ、おもしろかった」ではなく、「あの弁護士が言ってたことは本当だろうか。他の監査役と一緒に帰って検討してみよう」といった感想をお持ちいただければ良いのですが。また、すでに何名かの監査役の方からはご質問やご意見をメールにていただいておりますが、何かございましたら、お気軽にご連絡ください(すぐに返信させていただけるかどうかは、微妙ですが・・・)
講演を終了して思うところは、今回は有事対応について語りましたが、やはり平時の監査環境の整備についてセットでお話しなければ、ちょっと伝わりにくいところもあったように感じました。そのあたり、まだまだ工夫しなければいけないところだと思います。
7回の講演を通じて、当ブログでいろいろと事例を取り上げました会社の常勤監査役さんにもお会いできたことを感謝しております。委員会報告書や新聞記事では明らかにされていなかったポイントなどもお聴きすることができましたので、私自身も勉強になりました。また、不正調査等の本業のほうにも活かせていけたらと思っております。(なお、3月下旬に発売される私の新刊書につきましては、また別エントリーにて紹介させていただきます。)
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