JFAELセミナー「法と会計の思考プロセスの違い」のお知らせ
皆様、残暑お見舞い申し上げます。<m(__)m>(といっても、残暑どころか猛暑の毎日ですが・・・)さて、19日まではブログの更新はいたしませんと言いつつ、これは「更新」ではなく単なるお知らせということでご容赦ください。かなり苦しい言い訳ですが(笑)
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さて、もう来週木曜日の8月22日ということになりますが、地元の大阪におきまして企画としては面白いセミナーを開催させていただきます。主催は一般社団法人会計教育研修機構というたいへん由緒あるところでして、主に会計専門職の方の高度教育機関だそうです。今回は特別講演会ということで、大阪で一回、東京で一回講演をさせていただく、というもの(JFAELの研修のお知らせはこちら)。
おもしろいのは東京と大阪で講演内容が違う、という点もあります。東京では会社法改正に関連する研修内容なのですが、大阪の講演は「法と会計の思考プロセスの違い」というもの。今回は、この直近の大阪講演のご紹介です。不正調査の実務において、会計士の先生方とお仕事をする中で感じたことなどをいくつかのテーマに分けて解説させていただき、後半はこのような法と会計の思考プロセスの違いを意識することにどのような実益があるのか、といったことを問題提起するものです。
講演内容につきましては上記の会計教育研修機構のHPをご参照くださいませ。3年半ほど前に、日本監査学会(西日本支部)にお招きいただき、そこでお話させていただいた内容に、このたびの拙著「法の世界からみた会計監査」で書かせていただいた内容を融和させたもので、あまり他ではお聞きになったことがないものではないかと。
不正調査という法と会計の狭間の問題だけでなく、会計ルールは法律とどう違うのか、裁判所で会計士の責任はどのように認定されるのか、そもそも裁判なんかに巻き込まれることがないようにするためにはどうすべきか、といった、かなり大胆な問題に突っ込んだお話です。マニュアルのない世界のお話なので、問題提起にすぎないところもありますが、単に弁護士や会計士の処世術を語るものではなく、弁護士や会計士がどうすれば企業社会に役に立つ存在になるのか、協働して1+1=3とするためには何が足りないのか・・・といった視点で2時間語りたいと思っています。
非会員の方も(有料にはなりますが)ご参加可能とのことなので、ぜひ一度、こういった話題についてご興味のある方はご参集いただけますと幸いです。
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