会計監査人と上場会社との関係-新たなる時代の幕開け
詳細なコメントは控えますが(笑)、公認会計士・監査法人と上場企業との在り方を考えるにあたり、この事案は新たな時代の幕開けを予感させます。不適切な会計処理事件に関する第三者委員会の在り方についても「しかり」です。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120151106439491.pdf
これまでも春日電機さん、セラーテムさんの例がありましたが、正式に適時開示されたものは日本初です。このような気骨のある公認会計士(監査法人)の存在にもっと光が当たればいいですね。たとえば会計監査人監査に十分な時間があてられるような会社法改正を行うなど、法の世界もこのような監査法人の姿勢をバックアップすべきです。省庁の壁を乗り越えて証券市場の健全性を真剣に検討すべきではないでしょうか。
幕開けは終わりましたが、第2幕の展開を期待しております。
| 固定リンク
コメント