« 委員の胆力に敬意を表します-OFS第三者委員会報告書 | トップページ | 横浜マンション傾斜事件-難問山積の三井不動産求償権問題 »

2016年4月 1日 (金)

コーポレートガバナンス・コードの今後の運用と社外取締役の有効活用-大阪開催のお知らせ!

昨日定時株主総会が開催されたK社(C社?)では、予想どおり「なぜ当社はあの監査法人を再任するのか?きちんと説明してほしい」との株主質問が出たそうですね。2月から3月にかけて、全国2500名以上の監査役の皆様に、私なりのモデル回答をお示ししましたが、富士フイルムさんのように会計監査人を変更する事例も出てきましたし、監査役の皆様は、きちんと準備をしておく必要がありそうですね。

さて、本日はお知らせでございます。来る4月25日(月)午後3時~6時、大阪弁護士会館2階ホールにおきまして、「コーポレートガバナンス・コードの今後の運用と社外取締役の有効活用-『社外取締役ガイドライン』を使った課題と活動-」なる公開講座を開催いたします。社外取締役就任を希望される皆様、またガバナンス・コードの運用や社外取締役の有効活用にお悩みの(?)企業様向けに、日弁連が主催するものでして、不肖私が企画させていただいたものです(ですので、ぜひぜひ多くの皆様にお越しいただきたい!)。東証さんにも後援していただいております(大阪弁護士会、近畿弁護士連合会共催)。

日弁連の広報ページはこちらでございます。リード文をご紹介しますと、

社外取締役は既に多くの上場会社において選任されており、さらに、独立した客観的な立場から経営陣に対し実効性の高い監督(モニタリング)を行う役割・責務を果たす独立社外取締役2名以上を選任すべきであると提示するコーポレートガバナンス・コードの適用を受け、多くの企業がこの独立社外取締役の選任について検討しています。しかし、社外取締役の職責と活動範囲はいかにあるべきか、これらを含むコーポレートガバナンス・コードの具体的運用はどうあるべきかについては、今後、掘り下げて議論をするべき課題が数多く残されています。世界的潮流としても、投資家を中心に、社外取締役には人事・報酬等各方面での活躍が期待されているところです。

上場企業にとって、社外取締役をいかに有効に活用できるかが、ガバナンスの観点から喫緊の課題であり、さらに、これらの有効な活用が競争力や市場評価に直結することになります。本公開講座では、当連合会の「社外取締役ガイドライン」(2015年3月改訂)を基に、社外取締役とその活用方法について、企業の持続的成長と企業価値向上の観点から、企業関係者および投資家とのパネルディスカッションを行います。

というものです。

上記広報ページをご覧いただきますとおわかりのとおり、(これって本当に大阪開催!?東京じゃないの?と疑いたくなるほど)たいへん豪華なご登壇者の顔ぶれです。基調講演は、元新生銀行社長、元エッソ石油社長でいらっしゃる八城政基氏、そして東京証券取引所取締役専務執行役員でいらっしゃる静正樹氏です。日米における経営実務の中で、コーポレートガバナンスの歴史を体験されてこられた八城氏から、コーポレートガバナンス・コードをいかにして上場企業が理解すべきか、その道筋を示していただく予定です。また、ガバナンス・コードの運用主体である東証の静氏から、まさにコード運用の現状と今後の課題について語っていただく予定です(今後の打ち合わせにより、内容は変更される場合がございます)。

また、第2部のパネルディスカッションでは、上記基調講演者お二人に加え、木村祐基氏 (一般社団法人スチュワードシップ研究会代表理事/元金融庁総務企画局企業開示課専門官)、弁護士・公認会計士の資格をお持ちの中野竹司氏、上場会社の社外取締役を務める弁護士市毛由美子氏らに、社外取締役をどのように有効活用すべきか、社外取締役とは何をすべきか、といった議論を中心にガバナンス・コードの運用課題について語っていただきます(モデレーターは中西和幸弁護士に務めていただきます)。ちなみに地元大阪での開催ですが、私は(先日の東京開催のほうで登壇させていただいたこともあり)今回は完全に企画側でございます。

八城さんと先日、打ち合わせをさせていただきましたが、やはり「社外重役」の時代からガバナンス戦略を実践されてこられた方の話は違います!多くの「気づき」を頂戴いたしました。上場会社の皆様には東証さんから広報されているものと思いますが、とりわけ中部、西日本を基盤とする企業の皆様、社外を含む役員の皆様、会計士・税理士等士業の皆様、そして同業者(弁護士)の皆様、参加無料でございますのでぜひともご参加くださいませ(事前申込が必要なので、お申し込みは上記日弁連の広報ページよりお願いいたします。追記 なお大阪弁護士会の会員の皆様には会員専用ページ内でも告知しております)。なお、静様の肩書を訂正させていただきました。失礼いたしました。

4月 1, 2016 未完成にひとしいエントリー記事 |

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/104680/63421686

この記事へのトラックバック一覧です: コーポレートガバナンス・コードの今後の運用と社外取締役の有効活用-大阪開催のお知らせ!:

コメント

新日本が会計監査人に再任された会社で総会で質問がなされる会社では大体再任理由について質問がなされてるようです

投稿: 流星 | 2016年4月 1日 (金) 05時32分

面白そうなので出たいです。ですが多分参加できません。ウェブ上で会員のみ閲覧できるようなサービスができればありがたいんですが。

投稿: 工場労働者 | 2016年4月 6日 (水) 11時05分

コメントを書く