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2016年8月18日 (木)

ガバナンス改革時代におけるコンプライアンス経営(セミナー告知)

さて、本日はひさしぶりの私のオープンセミナーのご紹介です。自ら企画し、レクシスネクシスさんにご協力いただきまして、法務、コンプライアンス関連業務ご担当の役員、社員の皆様向けに「ガバナンス改革時代におけるコンプライアンス経営~役職員はどう動くべきか」と題するセミナーを東京(9月20日)、大阪(9月6日)で開催することとなりました(レクシスネクシスさんのセミナー告知はこちらです)。

セミナー概要を引用しますと、

コーポレートガバナンス・コードの施行、会社法改正等により、企業が稼ぐ力を取り戻すためのガバナンス改革が本格化しています。一方で、外向けの制度対応のみに終始している上場企業も中には見受けられ、「ガバナンスの優等生」と評価されていたはずの企業で、次々とマスコミが大きく報じる不祥事が発生しました。ガバナンス改革への形式的な取組みは、かえって不祥事の原因となる「構造的欠陥」を抱えることにつながるといえるでしょう。本セミナーでは、ガバナンス改革が進む中で企業が留意すべき不正リスクを検証し、昨今の企業不祥事に顕著な「構造的欠陥」を露呈しないための、全社的取組みについて提案します。

というものです。主に法務・コンプライアンス部門ご担当者向けと申しましたが、もちろん経理、総務、監査、経営企画等ご担当の皆様、士業の皆様も大歓迎でございます!

ガバナンス云々・・と紹介しておりますが、セミナーの内容はコンプライアンス経営の実践的なお話が中心です。どこかの本で仕入れてきたようなガバナンス論のお話はせず、自らの体験に基づくお話を中心にさせていただきます。ブログでは到底書けないような話も含めて(?)、オフ会感覚で講演をさせていただきますので、ぜひともブログをご愛読いただいている皆様方にもご来場いただければ幸いです。最近はブログで書きたくても、忙しくてなかなか書けないネタも多いので、そういったネタについても披露させていただきます。もちろん、ただ楽しめる講演ではなく、今後の皆様の実務に参考になるところを3時間バージョンでお話するつもりで用意しています。

いつも講演で心掛けていることは、聴講される方に「なるほど~」と唸っていただくのではなく、「このオッサンの言ってることはもっともらしく聞こえるけど、ホンマかいな?どっかおかしいような気もするな・・・、よし、会社に帰って誰かに尋ねるか、調べてみよっと」と懐疑心満載でお帰りいただくことです。また、ブログは「問題提起型」「問題発見型」なので、問題解決の処方せんについては触れておりません。せめてセミナーくらいは、具体的な事案などを取り上げて、私なりの問題解決の処方せんをいろいろと述べてみたいと思っています。

参加費用が「そこそこ」なので、やや心苦しいところではございますが、その分ご期待に応えられるよう準備してまいりますので、どうか皆様、東京もしくは大阪での講演にご参集くださいませ(セミナーといえば、最近は役員セミナーや経済団体での講演が多く、ブロガーであることを知らない方ばかりの中でお話をしておりますので、できれば「ブログ読んでますよ!」とお声をかけていただければたいへんうれしいです)。お申し込みは上記レクシスさんのHPからよろしくお願いいたします。<m(__)m>

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コメント

いつもブログを楽しく拝見してます。
山口先生のセミナーを何回か聴講させていただいていますが、「(私の知る限り)初めてのミナミ開催!」という、ある意味懐疑心が湧く中で、申し込みをさせていただきました。
今回も楽しみにしております!

投稿: unknown1 | 2016年8月22日 (月) 00時12分

CFEの年次会議でもディスカッションされるようですね。日本にいれば参加したいです。

投稿: 工場労働者 | 2016年8月22日 (月) 05時53分

ありがとうございます。ご期待にそえるよう、きちんと準備して臨みたいと思います!

投稿: toshi | 2016年8月24日 (水) 02時14分

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