ACFE年次カンファレンス2016「不正と闘う世界の原則」のお知らせ
さて、今年も私が理事を務めておりますACFE(公認不正検査士協会)主催による年次カンファレンスのお知らせをさせていただきます。ACFE JAPANのカンファレンスは今年でもう7回目となりますが、今年のテーマは「不正と闘う世界の原則」ということでして、COSOが公表する不正リスク管理ガイドに焦点を当てたものです。ご承知のとおり、COSOは2013年に大幅な改訂が行われましたが、今回はこのガイドライン策定に関与されたACFEの前CEOトビー・ビショップ氏をお招きし、ガイドラインの要点を解説していただきます(詳細はこちらをご覧ください)。
以下、引用になりますが、
COSO内部統制フレームワークは、内部統制のデファクトスタンダードとして広く認識されてきました。2013年に改定したフレームワークに対応して、今年COSOは不正リスク管理ガイドを公表する予定です(たぶん9月?)。カンファレンスでは、ACFEが深く関与したこのガイドに焦点を当てます。改訂版は、"Fraud Risk Management Guide as a supplement to COSO's Internal Control Integrated Framework"として、不正リスクに重きを置き、その内容にはACFEのナレッジが大幅に取り入れられる事が予想されます。基調講演では、改定プロジェクトのタスクフォースメンバーで、2005年当時、ACFE JAPAN 創立に全面的な支援を行った、ACFE本部 前CEOトビー・ビショップ氏を招聘、会場の皆様に直接、語りかける予定です。
とのこと。そういえば昨年はエンロン社の元CFOの方をお招きしましたが、カンファレンス直前になって日本国内に入国許可が下りず、たいへん焦ったのを覚えています。今回は、そういった心配は一切なさそうですね(^^;
なお、私も(脇役にすぎませんが)対談「企業不正リスクに挑む姿勢と覚悟」と題するパネルディスカッションで登壇させていただきます。かなり本業に近いテーマなので、法律家の立場から、いろいろとホンネで語らせていただきます。まだお席に余裕がありますので、10月7日の金曜日、もしお時間がございましたら多数ご参集くださいますようお願いいたします。
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