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2018年5月19日 (土)

JICPAジャーナルに「職業倫理」に関する連載記事(3回目)が掲載されました。

P_20180518_212712_400FACTA6月号(最新号)のオリンパス関連の記事ですが、本日公開のオンライン版と「合わせ技」でスゴイことになっていますね。「中国深圳のデジカメ工場を閉鎖するのはこういった理由があるから」ということで、「なるほど・・・たしかに」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、これだけの内部文書がFACTAに届く・・・というのは、相当人数による内部告発が行われている、ということでしょうか。弁護士成果物が開示されていますので、弁護士秘密特権侵害のようにも見えますが、真摯な目的による告発は公益通報者保護法によって違法性が阻却される、ということにもなりそうで・・・(たしかに今のO社の状況では内部通報者に不利益が及ぶ可能性があり、告発者が保護される要件を満たしてしまうのかもしれません)、うーーーん、本件は書きたいことがヤマほどありますが、諸事情によりこれ以上のコメントは差し控えます。

さて、第一法規「会計・監査ジャーナル」の連載論稿は、今回が3回目(最終回)となります。「精神論ではなく、実践論としての職業倫理を考える-実践に活かす職業倫理(ミクロとマクロの視点)」というテーマで、最終回は職業倫理を活かす具体的な場面を考えてみました。企業が事業戦略を遂行する場面において、心理的なバイアスや成功体験、知らず知らずのうちに公正なプロセスを欠いてしまう業務執行判断など、「性弱説」に立って不正を予防もしくは早期に発見しようという心がまえを解説しています。人間の弱さを認め直し、弱い自分をどうコントロールするか・・・というところの実践例は、日常のお仕事にも活用いただけるのではないかと考えております。ご興味がありましたらご一読くださいませ。

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コメント

19日にサムライと愚か者の映画を見に行きました。そしたら、「忖度」という饅頭が、観客には配られていました。そこでFACTAも売っていたので購入し読んだのですが、オリンパスは変わってないですね。基本的に工場運営にて一番の腐敗のありかは食堂と警備であると、私の経験とも一致します。

投稿: 元工場労働者 | 2018年5月21日 (月) 07時39分

なるほど「忖度饅頭」ですか。
食堂と警備というのは私もおっしゃるとおりかと思います。私も自身のこれまでの経験からしますと、思い当たるところがありますね。今後の参考にさせていただきます。

投稿: toshi | 2018年5月21日 (月) 10時42分

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