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2018年8月 4日 (土)

ACFE JAPAN 2018カンファレンスのお知らせ

8月4日の日経朝刊によりますと、4月に統一されました仮想通貨の業界団体である日本仮想通貨交換業協会さんが金融庁に対し、改正資金決済法に基づく自主規制団体の認定を(ようやく?)申請されたそうですね。審査にはどれほどの時間を要するのはは不明ですが、金融庁は同協会がとりまとめた自主規制ルールの内容などを精査した上で、認定の可否を審査することになるそうです。仮想通貨もいよいよ第2ステージですね。

さて、今年も私が理事を務めておりますACFE(公認不正検査士協会)JAPAN主催のカンファレンスを告知する時期となりました。CFEの資格をお持ちの会員の皆様はすでにご承知かとは思いますが、毎年午前中は「プレカンファレンス」ということで開催しておりましたが、今年は午前も午後も正式行事として開催いたします(したがいまして、継続研修ポイントも10単位取得できることになります)。

カンファレンスの内容ですが、午前はブロックチェーン技術の進展が実務に及ぼす影響について、麗澤大学の中島教授、日銀の山岡局長による講演が予定されております。詳しくは、こちらのHPをご覧ください。仮想通貨「ビットコイン」「イーサリアム」などの基幹技術として注目されているブロックチェーンは、仮想通貨だけに留まらず、金融取引や、サプライチェーン、トレーサビリティなど幅広い用途への活用が期待されています。基調講演および特別講演では、ブロックチェーンについてわかりやすく解説するとともに、ブロックチェーン技術の活用範囲、企業の活動や一般市民の生活に与える影響についてお話いただく予定です。不正調査の実務にも十分に参考になるものと思います。

そして午後の部におきましては、大王製紙元会長である井川意高氏、大王事件を追い続けてきた「政経電論」編集長の佐藤尊徳氏をお迎えして、「大王製紙の巨額借入事件はなぜ起こったか?~経営者の間違いと会社の間違い」と題するスペシャル鼎談を開催いたします。モデレーターは(もちろん?)八田進二先生にお願いしております。私も、2013年11月のこちらのエントリーにて、井川氏のご著書についてコメントを書いておりますので、この鼎談はとても楽しみにしております。午前も午後も、会員以外の皆様にも関心の高いテーマだと思いますので、どうか10月5日 御茶ノ水ソラシティホールで(午前9時30分から)開催されますACFEのカンファレンスにご参集くださいますようお願いいたします。

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