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2018年9月28日 (金)

川崎重工・新幹線台車亀裂事件の調査報告、再発防止について

本年4月以降、当職が委員に就任しております川崎重工・新幹線台車亀裂事故に関する全社品質管理委員会の意見に基づき、本日(9月28日)、同社が事故原因調査結果(概要)ならびに再発防止に向けての提言を公表しましたのでお知らせいたします。

外部有識者委員は、委員長をはじめ科学技術(モノづくり)に精通された学者の先生が多く、弁護士委員は「ひとりぼっち」です。車両カンパニーの工場も見学し、毎回、事前に配布される資料は一生懸命に予習して会議に臨みますが、やはり審議はとてもむずかしいものでした。とりわけ論点の抽出、品質管理の相場観については理解するまでかなり時間を要しました。

ただ、ヒューマンエラーに関する議論や「安全」と「安心」に関連する議論などにおいては(自分で言うのもへんですが)法律家の視点での意見は不可欠ではないかなぁと感じた次第です(なお、審議内容についての詳細は控えさせていただきます)。委員としてのお務めはまだ続きますので、最後まで品質管理への理解を深めたいと思います。

なお、品質問題に関する話ではございませんが、コーポレート部門とカンパニー部門、カンパニー部門相互の関係など、「企業経営と組織の在り方」についても、いろんな「気づき」があり、今後の仕事において参考にさせていただきたいと思います。最後になりますが、委員のひとりとして、今後の川崎重工の品質向上への取組みに大いに期待をしております。

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