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2018年12月 4日 (火)

防衛省にて講演をさせていただきました。

12月3日午後、防衛省市ヶ谷本部ホールにて、防衛省幹部、自衛隊幹部の皆様(約600名)に向けて「事例問題を中心に『実践論で考える公務員倫理』」と題する講演をさせていただきました。開始前には高橋事務次官ともお話ができ、終了後は大臣官房広報課のご厚意にて80分程度(念願だった)市ヶ谷記念館(自衛隊旧1号館)を見学させていただきました。

東京裁判の法廷として使われた1階大講堂、天皇陛下の「玉座」、そして三島由紀夫が自決した2階旧陸軍大臣室も案内いただきました(三島が演説したバルコニーに立つことはできませんでしたが)。壁には、三島が日本刀を振りかざして付けた傷が、いまだに3か所残っていました。昭和45年の朝日新聞の(小学生には凄惨すぎる)写真は、いまだに印象深く記憶に残っていますが、なぜあの場所に朝日新聞の記者がいたのか・・・、そういった理由も防衛省の方からお聞きしました。

防衛省内には「託児所」があり、小さな子供達の声が聞こえてきます。女性隊員がたくさんいらっしゃることを感じました。他にもいくつかの公式行事を拝見しましたが、情報管理に厳格な組織ということで、内容については控えさせていただきます。関係者の皆様にあらためてお礼申し上げます。

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コメント

東京弁護士会との公益通報相談面談時に、防衛省防衛大臣官房文書課への通報を促されたこともあり、以降、防衛大臣官房文書課や防衛監察本部と電話、メールで連絡を取り、調査部門と面談での聴き取り調査対応、防衛装備庁との面談を繰り返してきました。

防衛省には本年の内閣府消費者委員会「公益通報者保護専門調査会」の議論も報告するするなど不断に連絡し、防衛省との面談時の記録の開示にも応じてもらえるなど、協力いただいています。

年末に向けて「公益通報者保護専門調査会」も、とりまとめに向かうと思いますが、12月13日の日弁連公益通報シンポジウム(EUや英国の制度紹介)にも参加します。

投稿: 試行錯誤者 | 2018年12月 7日 (金) 14時26分

山口先生、師走の候。

先月の別エントリーでは私の11/29付コメントを、とても手厚く受け止めて頂き、大変恐縮しております。
あらためてこの一年(『ビジネス法務の部屋」での)コメント発信をさせて頂いてきた事に深謝申し上げます。

(国防視点等と「新法」視点)エントリータイトルから抱くイメージ、過去の書物と併せて。
書籍 『ナショナルジオグラフィックが見た 日本の100年(日経BPマーケティング社)』
では
・二度の世界大戦(&沖縄/基地問題)
・(最高裁長官も務めた)タフト米大統領(当時)の訪日記
・(2万7千名の死者が出た)120年前の突然の三陸大津波や、関東大震災、阪神淡路…、東日本… 等々、この100年余の出来事の掲載…「防衛」そして「自衛」の意味を考えさせられ/印象深く残っています。 アメリカ合衆国も決して建国直後から「武力重視」だった訳でなく、むしろ反対だった事…ただ「連合国の兵器工場」となって巨利を得てから軍事大国化/今となってはその看板を降ろせなくなっている・・・?
アメリカ人有識者等の記述は、必ずしも反日ではなく親日面も多いものの、敗戦国が背負い込む「重荷」は、今後どのように展開するのか…。
とまれ、今年も自衛隊の方々の災害救援諸活動に「お疲れ様でした」と、感謝の気持ち…。
(国土強靭化視点)(公務組織:自衛隊の多面的存在と貢献度の高さ)
書籍 『(メガクエイク)巨大地震 X(エックス)デー(光文社)
ナショナル・レジリエンス…「国土強靭化/基本法は、リスクマネジメントの王道」という記述に、腑に落ちる心境です。 (自然災害は、人類に対する「外敵」「攻撃」とは解釈されませんが、人命や財産を奪う動きは甚大。「衛る」事に変わりはないかと…)
12月1日始動された新法『「気候変動適応法」の施行について(環地総発第1811301号)』及び逐上解説等から、 これまで以上に女性や子供を守る視点も加味された広義での防衛、自衛施策を、関係諸氏に望み願う心境です。
(かつての「地下鉄サリン事件」の様な人的攻撃からの防衛…etc)(COP24(国連気候変動枠組条約第24回締約国会議)パリ協定採択の視点でも)(個人的には、日本国土上影響力の大きい「地殻変動」という四文字が名称に含まれなかったのは不思議…地震/火山噴火然り…ですが)
上記の本での著者:藤井氏の熱の入ったChapter4「マスコミが作る”空気”を疑え」…が印象深く残っています。氏は、一部のメディアの国土強靭=過剰な公共事業という短絡/偏重報道に 苦言を呈していますが、ふと、上記の一節は渦中のNISSAN・ゴーン元会長事件報道にも当てはまる…?かと。そんな思いを深めたのが、(企業の中枢部に「秘密警察」的な部署/部隊が存在した?)
書籍 『日産 その栄光と屈辱(文藝春秋)』です。
本文中に「石原ゲーペーウー」という、ロシア/旧ソ連のかつての秘密警察を連想させる表現が数カ所出て来ます。当時の業績:連結/4兆円超の有利子負債、会社更生法:申請カウントダウンまでに凋落した、日産自動車という会社。内資→外資(フランス国家&ルノー資本)受入れに至る内紛、業界各社との覇権争い、日米貿易摩擦対応の失策等を、元日経キャップの著者は「人災」と。そして日産自動車は崩落して行った…と主張する内容は、昭和〜バブル期前後の当時を知る意味で貴重だと思いました。

そして(12月20日緊急出版(?))
書籍 『日産自動車極秘ファイル2,300枚―「絶対的権力者」と戦ったある課長の死闘7年間(プレジデント社) 』著者は当時の関係者?
Amazonの「商品説明」を見る範囲/程度ですが、これは上記「日産 その栄光と屈辱(文藝春秋)」とは相反する内容?はたして真実は如何に?…発売/展開が気になっています。
(「防衛」という二文字の持つ意味は何か)
(某国からのミサイル飛来不安は未だ在るものの、戦車や機関銃等による殺傷の心配は、今の日本国内には皆無?しかし我々ヒト社会の「揉め事」争議は、収まるどころか、エスカレートの一途?「防衛=外敵から防ぐ」という言葉が死語になる様な時代/将来を望んでも、空しいだけなのでしょうか…。
自然災害は運命的なれど、先日の札幌:スプレー缶起因(?)の爆発事故/アパマン社の管理体制に疑問を抱きつつ、「とばっちり人災」に巻き込まれない事を切に思い願い、新年を迎えたいものです。

投稿: にこらうす | 2018年12月18日 (火) 23時42分

にこらうすさん、いつも有益な情報ありがとうございます。
これは読まずにはいられませんね。年末年始に必読の一冊です。

投稿: toshi | 2018年12月19日 (水) 15時39分

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