現れるか?-商号・社名に「平成」が含まれる上場会社
3月31日の毎日新聞朝刊によると、平成になって社名に「平成」が入る会社は1270社(設立もしくは社名変更)だったそうです(東京商工リサーチのデータ登録317万社のうち)。かなり多いように思いましたが、調べてみると東証に上場している約3600社のうち、社名に「平成」が含まれる会社はありませんね。ちなみに「昭和」は11社、「大正」は1社、「明治」は4社存在ます。上記毎日新聞記事によると、「平成」への改元時に、新元号を社名にしようとする人たちが大挙して法務局に詰めかけたそうで、さて、今回はどうなりますでしょうか。
上場会社が1社もない・・・ということから、「平成の時代は景気が悪かったことを如実に物語っている」とも言えそうですが、上場するまでには時間を要します。3月30日の日経朝刊「老舗企業多い『新興市場』ジャスダック最高齢は120歳」なる記事によると、東証マザーズ上場会社の上場までの平均年数が16年、ジャスダックは平均年数46年、とのこと。ということは、社名に「平成」が含まれる会社はこれから上場する企業が増えるとみるのが妥当な推論ではないでしょうか。「昭和」や「明治」が「高度成長」をイメージさせるのに対して「平成」のイメージがややぼやけているのは気になりますが。ちなみに私が住む堺市の近所に明日(4月1日)「堺平成病院」が新たにオープンしますが、いまから「平成」を病院名に使用するというのもうーーーん、なにか理事長の想いがあるのでしょうね。。。
ところで社名に「平成」が入る会社といえば「平成電電」を想い出すマニアックな方もいらっしゃるかもしれませんが・・・これ以上、この話題は差し控えておきます(*´Д`)さて、新元号、どうなりますことやら。
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コメント
石油元売りの、出光社と昭和シェル石油社が新体制発進する4月1日ですが、新社名に「昭和」が残る様ですね。ガソリンスタンドでの「シェル/Shell」も継続とか。バブル期にHONDA社がF1黄金時代を築き、死亡時には国葬までされたブラジル人天才ドライバーが出演した昭和シェル石油の当時のコマーシャルを懐かしく思い出しています。当時のHONDA/連戦連勝を支えたエンジン部品にIHI社のターボ技術があるのですが、双方が今年もパートナーシップを結んでいるものの、まだ優勝できていません。ここに、IHI社のガバナンスレベルが影響していない事を、個人的に願ってはいますが…。
新元号カウントダウンの本日午前のコメントですが、平成時代での震災多発を反映して、安心の「安」を盛り込む期待が高まっている様ですね。
しかし私には別の「安」…国土強靭化を推進する、自民党現政権を特に好きでも、特に嫌いでも無いのですが、仮に「安」が盛り込まれるとしたら…憶測過剰だとしたら…ご容赦下さい。
投稿: にこらうす | 2019年4月 1日 (月) 08時49分