財務省再生プロジェクト推進会議の有識者メンバーに就任いたしました。
すでに6月下旬から新聞等でも報じられておりましたのでご承知の方もおられるとは思いますが、当職が財務省再生プロジェクト推進会議の外部有識者構成員として就任いたしましたので、当ブログでもお知らせいたします。また、日経や朝日でも報じられておりますように、昨日(7月24日)第1回の再生プロジェクト推進会議が開催されました。
推進会議のメンバーは、財務次官と官房長、そして外部メンバーである小林喜光氏(三菱ケミカルHD会長、前経済同友会代表幹事)、秋池玲子氏(BCGパートナー&マネージング・ディレクター 財務省参与)と私の合計5名です。第1回の会合では、外部メンバーから①現時点までの再生プロジェクトの取組みへの意見と、②今後の再生に向けた取組みへの提案などが示されました(詳細については控えさせていただきます)。私は次官と官房長のほうを向いて、というよりも、スタッフ(課長および課長補佐)の方々のほうを向いて話をする時間が長かったかもしれません。決してパフォーマンスではなく、この方々(35歳から45歳)の意識が変わらないと(いろんな力学が働く組織であるがゆえに)財務省は変わらない(変われない?)、と思うからです。
なお、再生プロジェクト推進会議のほかに、私は(昨事務年度同様)コンプライアンス推進会議のアドバイザーも務めておりますので、会議終了後は7月に他省庁から戻ってこられて審議官等に就任された方々向けの研修を行いました。この1年間、財務省の内側を知ることができましたし、また情報公開法や公文書管理法の課題などを理解する機会も増えました。ちなみに秋池さんはこの1年間で300名以上の職員の方々と面談をされていて、改革案を検討されています(すごいなぁ・・)。ちょっと秋池さんの足元にも及びませんが、私なりに今後も、覚悟して財務省改革に取組む所存ですので、また有益なご意見等ありましたらお聞かせください。
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コメント
小林喜光氏には経済同友会代表幹事だった昨年、「公益通報者保護」に関する要望書を東京本部に届けにいきました。
読んでくださったかな。
8月9日の消費者庁「民間事業者向け内部通報制度の整備・運用に関する説明会」東京会場に申し込みました。
今回、東京会場では「消費者志向経営」の説明もあるとのことで、「公益通報者保護」との関連付けを消費者庁に訴えてきたものとしては嬉しいです。
宮腰大臣や新しい長官が来てくれるともっと嬉しいのですが。。。
投稿: 試行錯誤者 | 2019年7月25日 (木) 13時51分