New Normal 時代の企業が取り組むべきリスク対策(ACFE JAPAN 年次カンファレンスのお知らせ)
第三者委員会の活動が最も忙しい時期となり、自身のブログを書く時間はございませんが、日本公認不正検査士協会(ACFE JAPAN)の毎年恒例の年次カンファレンスの告知だけさせていただきます(私自身の体調はすこぶる良好でございます!)。
例年この時期は「申し訳ありません、会場が満席となりました」と告知するのですが、今年はオンライン開催なのでまだまだ視聴者募集中です(ライブ視聴と録画視聴があるようです)。もう11回目なのですね。協会のキックオフミーティングを新橋の第一ホテルアネックスで開催した日が昨日のように蘇ります・・・。たしか八田進二先生と名刺交換をしたのもこの日でした。初対面の印象は「いかさまマジシャン」だったことを鮮明に記憶しています(本当のマジシャンであることを存じ上げるまでには相当の時間を要しました)。
2020年10月9日(金)オンラインで開催!第11回ACFE JAPANカンファレンス「Light the way.~New Normal 時代の企業が取り組むべきリスク対策~」
コロナ禍におけるカンファレンスにふさわしいメインテーマですが、おお!基調講演やご登壇者の皆様、豪華メンバーではありませんか!さすがに進化しています。元理事としては関係者の皆様のご尽力に敬服いたします。知ってる人がいっぱいいるけど、うーーん、女性のご登壇者が1人もいないのは(ちょっとだけ)気になるなぁ🐱💦
柳川先生、樋口先生というビッグネームの方々の講演もさることながら、遠藤元一弁護士の基調講演「New Normal 時代の企業不正会計への対応策」はさすがに拝聴したいですね。どういった切り口でお話しされるのか、とても興味深いところです。こういったとき、録画視聴があるのはオンライン開催の利点かもしれません。第3部の「特別講演」では、朝日新聞の加藤裕則さん、元日本監査役協会会長の岡田譲治さん等、企業リスクに精通しておられる方ばかりですし、テーマもリアルでおもしろそうです。
第4部のテーマは、私個人としてはあまりにも生々しいので(笑)、今の仕事が終わった後に拝聴したいと思います(笑)。新時代のガバナンス、内部統制、不正調査等にご関心のある方は、これは参加費を払ってでも拝聴する価値があると思います。まだリアル配信日までは16日ほど先ですが、ぜひともご参加をお勧めいたします。私もリアルは無理ですが11月19日までは録画視聴が可能なので、そちらで勉強させていただく予定です。
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コメント
(紫色キキョウと、リンドウの花言葉をキーワードに用いた、不正を正す主人公演じる人気ドラマの最終話が、コロナ騒動が長期化している、日本の諸情勢の今後にもたらす展開や如何に?)
ACFE JAPANさんの今年=2020年の年次カンファレンスに強い関心を抱く者の一人です。
ビジネス会計に限らず、人間社会の「金=マネー」を巡る不正の歴史は、国内における「ドコモ口座&ゆうちょ銀行問題」が拡大するまでに派生しています。空き巣/強盗や、金庫破りの時代ならともかく、自身の口座預金が、IT不正使用により悪者にお金を横取りされる…。「一億総リスクマネジメント時代」の到来の前兆と化したのも、新型コロナウィルス騒動との因果関係があるのかも?と思ったりします。
「誠実さを貫く経営」という著書の存在を、京大教授による、読売新聞/書評で知ったのは14年前ですが、「大企業の不正事件が続いている…」という記述で始まる書評中の、「本書を貫く主張は、企業は倫理的であらねばならないが、それと同時に倫理的な企業が報われる社会や市場=マーケットが存在しなければならない…」という文面に惹かれた事を思い出しています。
2006年初版の上記著書でもリスクマネジメントが重要視されており、原発トラブル隠しも多発した当時、電力会社や行政、及びそれらの会計数値を監査する立場の関係者が、正義と誠実さを貫いていれば、出版5年後の東日本大震災/津波発生時の、未曾有かつ半永久的な多面的放射線被害を直接/間接的に被る事は縮小できたのではないでしょうか。
そして、これら「ハインリッヒの法則」的動向は、約一年前に発生し、世界的問題となって増幅している新型コロナウィルス問題然り。
(ドラマについて)9月27日放送の最終回を視聴した後にあらためて感じた事ですが、主人公演じる俳優や、軸となる共演者数人は、某携帯電話会社のコマーシャル出演契約者。物語の核心シーンには、様々な形で、スマートフォンや、パソコン類の使用履歴を追いかける場面が多く出て来るのも、その企業協力がありそう?
紙資料保管のみの時代から、新内閣/国策としてペーパーレス促進へと変化する時代、大企業さえ、本社機能を地方に移転する時代。
書籍としての紙媒体は良書として永く手もとに置き愛用したいけれど、金融機関を含む大企業の本社ビルが、実は長年の不正記録の温床資料を隠す為の「闇倉庫」と化している?それらが膨らめば膨らむ程、地下書庫保管を含め本社建屋は長大になるのか…と苦笑も出るほど、不正を暴くドラマに魅入りました。
私自身はアナログ人間…などと申しても自慢にもなりませんので、デジタル化の進む時代からは捨てられる存在となりつつありますが、「事実は小説より・・・」的な、お金を巡る不正や癒着を暴き、誠実と正義を貫く人が報われる人間社会の形成を、「デジタル誠実者」促進/ご牽引を、ACFE JAPANさん関係者の方々に、期待をしています。
(上記ドラマでは、「伊勢志摩」の空港や企業(架空)がでてきますが、毎年正月、現存の内閣閣僚は伊勢神宮を参拝するのが恒例。
空港は実存しないので、閣僚は幹線の近鉄を利用かと。神宮の存在する伊勢市の手前:松阪市選出の国会議員が再度、厚労大臣に就任されましたが、先日の自民党総裁選挙で派閥の論理を主導したとされる某幹事長とは犬猿(?)コロナ感染数値の背景に潜むものは?震撼させた中国の感染者数推移に、国内感染者数が追いつき追い越す勢いに歯止めがかからない日々。ワクチン/特効薬も開発半ば…。予算配分含め、この半年余での感染対策諸策に、はたして不正は無かったと言い切れるのか…?
新たな顔ぶれでの、来年の閣僚神宮参拝、既存の悪病にメスを入れる医師の如く、心に,紫色のキキョウとリンドウを添えて新内閣:首相及び閣僚そして霞ヶ関関係者は、神前に何を誓うのでしょう…。
そしてそこにも、「様々な形で活躍する、法曹界と、監査界の良識的存在あり!」それがやがては、世界に胸を張れる「真のSDGs立国JAPAN」となる事を、願っています・・・。
投稿: にこらうす | 2020年9月28日 (月) 09時18分