ハイアス・アンド・カンパニー社の第三者委員会報告書が公表されました。
10月26日、ハイアス・アンド・カンパニー社は当職が委員長を務めます第三者委員会の報告書(公表版)を開示いたしました。一時会計監査人による意見は「限定付結論」ですが、これにより、同社は関東財務局へ遅延していた四半期報告書を提出しました。
委員会が設置された8月31日から約2カ月、弁護士&会計士&フォレンジックチーム(最も多いときは)総勢50名ほどのチームで頑張ってまいりました。激務でしたが、なんとか健康を害することもなく、無事ここまでこれてホッとしております。チームの皆様だけでなく、調査にご協力いただいた皆様にも感謝いたします。報告書に関する感想を述べることは控えますが、第三者委員会の「公共財」としての役割は果たせたのではないか、と思っております。
ということで、永く更新が滞っておりましたが、またブログを再開いたします。今後ともどうかよろしくお願いいたします。
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コメント
長期の激務:ご健康を損なう事無く…とのこと、末席コメント者からで僭越ですが、お疲れ様でした。
今後も引き続きご活躍される事を願っております。
投稿: にこらうす | 2020年10月28日 (水) 00時00分
お疲れさまでした。
末尾の意見が、前例がなかったのですが素晴らしかったです。
特に、社内の方が調査委員会に協力すると「裏切り者」と言われかねないのが
現代の大半の社風ですから、そういった社内事務局の方を明確に賞賛下さるのは
本当に素晴らしいことです。真の愛社精神の持ち主なんですね。
市場と正面から向き合わずに、自分の実力のなさを循環取引による偽装で補うような
役員、ということだったんですね。
それでは、これから色々研究させていただきます。
投稿: Kazu | 2020年11月 3日 (火) 18時29分