(セミナーのご紹介)企業経営の新しい課題に法務・コンプライアンス部門はどう向き合うか
本日(8月17日)の商事法務メルマガの冒頭でご紹介いただきましたが、商事法務主催のBUSINESS LAW SCHOOL企画として「山口利昭弁護士が語る-企業経営の新しい課題に法務・コンプライアンス部門はどう向き合うか」と題するWEBセミナー(有料)が開催されることとなりました。来る8月27日から10月7日まで視聴可能となっております(お申込みは9月30日まで、とのこと)。ということで、昨日(8月16日)都内某スタジオにて収録が行われました。インタビュアーはのぞみ総合法律事務所の結城大輔先生でして、3時間に及ぶロングインタビューとなりました。
実はこの企画、少し前に法務や総務、財務担当者が出席される某WEBセミナーで「ほぼ40分企画」として(結城先生からお誘いをうけて)同様テーマで対談したのですが、たまたまその対談をご覧になっておられた商事法務の関係者の方が「これはオモシロイ。ウチで拡大版をやりましょう」とお声をかけていただいて実現することになりました(もちろん商事法務さんのセミナーは有料セミナーでございます)。
3時間も何を語ったのか?・・・ということでありますが、内容につきましてはこちらの商事法務さんのWEBチラシをご覧いただければ、概要だけでもおわかりになると思います。予定時間は2時間半でしたが、結城先生と語り合っていると3時間となりました。おそらく収録したものは、編集することはせず、ほぼそのままご視聴いただけるものと思います。具体的な事例をご紹介するにあたっては、極力個社名も出しておりますが、決して個社対応を揶揄するつもりはなく、あくまでも多くの企業の法務担当者の方々が「他山の石」「明日は我が身」として実感していただけるように配慮したつもりです。
商事法務さんのビジネスセミナーといえば(法務担当者の方々はご存じのとおり)専門分野に精通した弁護士の方々が、当該専門分野の最新情報を提供したり、制度対応に向けた問題解決のノウハウを惜しみなく提供する、というものですが、おそらくそういった「常識」を超えた内容だと思います。このような名門法律事務所の番頭格でいらっしゃる弁護士の方をインタビュアーとして、「最先端の専門領域も持たない私が語る」という企画が(商事法務の社内で)よく通ったものだなあと(^^;)
ただ、対談の冒頭でもお話ししましたが、VUCAの時代の法務部門がなぜ「経営と接近」しなければならないのか、その理由とともに、いまこそ法務部門が(経営課題を見つけるための)「良質な問い」を社内で作り出さねばならないし、「役に立つESG」よりも「意義のある(人から共感される)ESG」でなければ「ヒト、モノ、カネ、情報」が企業に届かない、そこに法務が経営に関与する機会と実益がある、という私の「思い」を各種事例等を交えてお話ししたかったのであります。ちなみに結城先生の狙いは「動画版ビジネス法務の部屋に仕上げる」ということで、その方向性でのノリもかなり加味いたしました。
なお、上記2枚の写真は昨日の某スタジオでの収録風景です。この写真を帰宅後に妻に見せたところ「なんだか深夜のテレビショッピングみたい」と言われました(なるほど・・・)。ただ、私も結城先生もこの日のために相当準備してまいりましたので、私は「おねだん以上」の出来ではないかと自負しております。
旬刊商事法務の最新号(2270号)の裏表紙にも左のようなチラシが掲載されております。ずいぶんと商事法務さんに企画を広報していただいておりまして恐縮ですが、ぜひ法務担当の皆様方、経営に関わっておられる皆様方、そして日ごろ経営者や法務担当者の方々と接しておられる法曹の皆様方に(御異論、ご批判覚悟のうえで)ご視聴いただければ幸いです。
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