当職が執筆した書籍が大学入試問題の出典となりました(^^;)
本日は「ビジネス法務」とは全く関係ございませんので、お忙しい方はスルーしてください。
今週、事務所に旺文社さんから「著作権二次使用に関する許諾申請書」が届きました。「旺文社!?ずいぶんなつかしいけど、なんでかな?」と思って申請書の中身を読んだところ、私が過去に執筆した「法の世界からみた会計監査-弁護士と会計士のわかりあえないミゾを考える」(同文館出版)が入試問題の問題文として利用されていて、旺文社さんが「過去問シリーズ」を出版するにあたって使用許可を申請します、とのこと。
首都圏の某私立大学の入試問題です。商学系の「政経科目」と思いきや、多くの受験生に必修の「国語」(^^;)ホンマニ?。。。確認してみると上記書籍の第9章「なぜ企業は粉飾に手を染めるのか」から、かなり長く抜粋(一部編集)されています。問題文の最後に出典の記載もあります。ちなみに設問もたくさんあって、読むとたしかに「現代国語」の問題。しかも私が取り組んでも正答を見つけるのがなかなかムズカシイ(^^;)。
いや、でも大学の国語の入試問題に私の執筆した書籍が活用されたことはとても嬉しいです。いままで執筆した書籍のなかでも、この「法の世界からみた・・・」は「実効的な内部通報制度」と並んでよく売れましたので、おそらくこれを読まれた先生が記憶の彼方から引っ張り出してこられたのかもしれません(もう初版から9年が経ちます)。
論文不正事件の調査委員会の委員を歴任しているからか、出版社から文書が届くと「剽窃のご確認」とか来たのではと、ちょっとドキッとします。ほんのちょっとですが、印税が入ってくるのを楽しみにしています。。。
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コメント
確かにびっくりしますね。入試問題は著作権法上複製OKですが、過去問集では、著作権法上許諾必要ですからね・・・・・また読み返してみます
投稿: Kazu | 2023年6月 8日 (木) 11時08分
これはすごいですね
投稿: Ken | 2023年6月 9日 (金) 15時42分