日大アメフト部員薬物事件は個人の問題では済まないようで・・・
本日(9月14日)は神戸ポートピアホテルで日本監査役協会のスタッフ全国会議が開催されますね。近くの甲子園球場で「アレ」の真っ最中に懇親会が開催されるとは、まさに絶妙のタイミングですね。(以下本題)
さて、ビッグモーター保険金不適切請求事案、ジャニーズ創業者性加害事案があまりにもインパクトが強いために、やや報道のトーンが下がっている日大アメフト部員薬物事案でありますが、ちょっと驚きのニュースが報じられています。FNNプライムオンラインの記事によると、
日大アメフト部員による違法薬物事件をめぐり、きのう学内で評議員会が開かれ、林真理子理事長らから、これまでの経緯や調査の進捗状況について報告された。関係者によると、この評議員会で、逮捕された男子部員の他にも、現時点で9人の現役部員について、警視庁から任意聴取などの依頼を受けていたことが報告され、違法薬物に関与した可能性がないか調べていることが新たにわかった。
とのこと。また、読売新聞ニュースによると、
日本大学アメリカンフットボール部の寮で大麻と覚醒剤が見つかった事件で、日大が、今月15日の調査報告書の提出期限を延長するよう文部科学省に申し入れたことが分かった。第三者委員会による徹底的な調査を行う時間が必要だと判断した。文科省も容認する方向だ。
と報じられています。大学にとって文科省への説明は最重要課題だと思いますが、第三者委員会による調査にかなり時間がかかるようですね。
8月9日のエントリー「日大アメフト部員薬物事件の記者会見を閲覧して感じたこと」でも私の違和感として「なぜ自己申告がなされた時点で共犯関係についてヒアリングをしたり、自ら調べなかったのだろうか」と書きましたが、「やっぱり」という感じであります。実際のところは当然調べていたものと推測します(当時、ここへの疑問として記者から質問が出なかったのはなぜでしょうか?)。ということは、共犯者が存在する(もしくは同様の犯行に及んだ仲間が複数存在する)ことについては隠していたのではないか、という疑問が(素直に)生じます。日大はこれからどう説明をするのでしょうか。
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