日経「新話深談」におきまして、当職を取り上げていただきました。
事務所近くの大阪中之島のホテルでは、28日午前10時から小林製薬の定時株主総会が開催されます。紅麴問題で大混乱の最中の株主総会ですから、おそらくたくさんの質問が株主からなされることでしょう(一週間で株価が20%ほど下落した以上、当然かも)。著名人が多い同社の社外取締役の方々(全員再任候補)にも「なぜ公表までこれほど時間を要したのか?いつからあなたは知っていたのか?そもそもあなたは創業家社長に何を助言したのか?」といった質問が飛んでくるかもしれません。とりわけ「危機管理・コンプライアンスへの知見が高い」とされる社外取締役の方は「針の筵」ではないかと。このような時期こそ「社外取締役はただの『お客様』ではない」ということを株主の皆様に示す必要がありますね。
(ということで)朝から「電子版」を見ました!と、いろいろな方からご連絡をいただきましたが、3月27日の日経夕刊「新話深談」(関西版)に、当職を紹介いただく特集記事を掲載していただきました。このように人物をご紹介いただく記事は2009年12月の朝日新聞「ひと」欄以来です(当時のエントリーはこちらです。いまはこんなポップな感じでは書けないです(笑))。記事の内容は、当ブログでずっと申し上げているような「企業統治改革、この10年」でして、社外取締役経験者が社外役員制度を語る(「社外取締役は『脱』お客様を」とのタイトル)というところが新鮮だったようです。
日経電子版(おそらく有料版)記事のほうは全国からご覧いただけますが、日経夕刊(関西版)紙面の撮影写真とは異なります(電子版のほうは私がお気に入りの商店街の前に立っている写真まで掲載していただきました)。電子版のほうの屈託のない笑顔は、現在進行中の案件関係者の方々がみたら「先生、こんな笑い方するんだ・・・冷(笑)」と思われそうで、お恥ずかしいかぎりです。
しかし、プロのカメラマンというのはおそろしい。記事の内容をご覧いただくとおわかりのとおり、けっこうまじめに語っていたのですが、ほんの少しスキを見せた瞬間を撮影されてしまいました。まぁ、これまでは深刻な顔の写真しか掲載されてこなかったので、「商店街巡り」の趣味記事と同様、ご笑覧いただければ幸いです。また、当ブログをたくさんの方に知っていただき、閲覧してくださる方が増えることを期待しております。
なお、このたびは日経新聞大阪本社の記者の方にはお世話になりました。ありがとうございます。
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