監査役員の話題ふたつ(オルツと大盛工業)
監査役員の行動が議論される(であろう)事例が2つ報じられていますね。
ひとつは日経「オルツ、黙殺された内部告発 『これはクロ』上場前に警告した元部長」。いや、これはスゴイ内容ですね。ひさしぶりに日経の記事を読んで興奮しました(少しだけコメントさせていただきました)。
もうひとつはダイヤモンドオンライン「【独自】大盛工業の監査等委員が異例の内部告発!不透明な資金調達の「調査を妨害した」と経営陣の再任反対を表明へ」。いやいや、こちらもひさしぶりの「モノ言う監査役員」シリーズでありスゴイ内容です。
日本監査役協会だけでなく、最近は金融機関や機関投資家からの期待もあって監査役支援団体も増えてきましたが、そういった監査役支援団体は、この二つの事例についてどのような意見を持つのか、お聞きしてみたいものです。なお、このような不正疑惑が発生した場合には監査役員と会計監査人と協働すべき、というのは監査役協会も日本会計士協会も推奨しているはず。前にも述べましたが、どう協働していたのか、という点についても明らかにすべきです。
なお私自身の意見については来週以降、ブログにて述べたいと思います。とりいそぎ速報版のみ。
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