公認不正検査士(ACFE)会合
第一回のACFE(公認不正検査士)のアドバイザリー・コミッティーに出席するため、東京まで行ってきました。ご縁があって、関西代表みたいな感じで委員に就任させていただいたのですが、金融庁企業会計審議会内部統制部会長の八田教授や、藤沼公認会計士協会会長、「ゴーログ」の木村剛さんをはじめ、よく雑誌や著書などでお名前を拝見する方ばかりで、同業者といえば安富慶応大学教授だけ。懇親会では自民党のセンセイもご挨拶に登場。ん?なんか私だけ「場違い」のような感じもいたしましたが、ここで議論したり、勉強させていただいた知識をなんとか大阪へ持ち帰ろうと思っておりますし、債権者破産申立事件における管財人業務の経験なども、不正検査のお役に立てばと思い、守秘義務に反しない程度でご披露させていただきました。なお、日本における公認不正検査士の試験ですが、本年11月に第一回の試験が開催されます。木村さんあたりも、お話をお聞きしておりますと内部統制、内部監査に関してはたいへん造詣が深く、そういった識者の方々の豊富な不正防止のためのノウハウが今後広く日本に浸透するためにも、東京だけでなく全国に「不正検査士」資格を持った方が増えるといいなあ・・と強く感じた次第です。
「金融庁」と「経済産業省」が同時に出した「内部統制指針」の関係なども、八田教授に直接伺うことができ、たいへん貴重なご意見を頂戴できました。産業界に納得してもらうための方策や、企業規模によって統制システムの構築方法を異にする方策など、かなり実務への浸透度を高めるための苦労というものも、実際にお聞きしてみないとわかりませんね。
(しかし、山手線というのはテレビCMを社内で放映してはるんですね。普段、東京地裁と東京駅をタクシーでしか往復しないもんで、はじめて見てビックリしました。。。)
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