2005年10月21日 (金)

ライブドア、TBSへの協力提案の真相

日経ニュースで、ライブドアがTBSに対して株式を取得する用意があることを発表した、とあります。

(日経ニュースより)

インターネット企業のライブドアが民放大手のTBSに対し、楽天との経営統合交渉が決裂してTBSが敵対的な買収の脅威にさらされた場合、TBS側の防衛策に協力する用意があると申し入れていたことが20日、明らかになった。あくまでTBSからの要請を前提に「TBS株を持ってもいい」などと伝えたという。  TBSは「楽天からの経営統合提案を社内で検討中」として具体的な返答はしていない。TBSは大株主を持つことに慎重な姿勢を示しており、現時点で提案をそのまま受け入れる可能性は小さいとみられる。

本当に、この話はライブドアのほうから持ち出されたのでしょうか。TBS側からライブドアに提案(といいますか、企業提携について手を上げてほしいとの要請)したことは考えられないでしょうか。企業価値向上のためのTBSの提案もしくは楽天からの提案への反論において、ライブドアが提携を申し出ている、という既成事実があると、TBSにとっては非常に有利ですね。つまり「なにも企業統合までしなくても、楽天さんのお申出のシナジー効果は、ライブドアさんと事業提携をすることで可能である。TBSとしてはこれまでのコンテンツを中長期的に推進することで企業価値を十分向上させることができますよ」と(楽天の提案を)排斥することができそうです。ライブドアと共謀している、とみられたら「楽天を排除するための工作」ととられかねませんから、あえてライブドアからの申出として表明されていることも考えられそうなんですが。どうなんでしょうかね。

10月 21, 2005 ライブドア・TBSへの協力提案の真相 | | コメント (2) | トラックバック (5)