大阪で裁判終了後、速攻で東京へ出掛けまして、第一回の公認コンプライアンスオフィサー フォーラムに出席してまいりました。「ご招待」だったことは、到着して初めて知りました。場所はKDDIホール(けっこう東京駅から歩くんですね)です。現時点でたしか資格者は107名程度だと思いますが、出席者が70名を超えておりましたので、けっこう出席率が高かったようです。年代は30代から50代まで、さまざまですが、やはり圧倒的に男性が多いですねぇ。こういった資格者は、使命感をもってズバっと社長に進言できる気概を必要としますから、むしろ女性の資格者がたくさん増えることを(個人的には)期待しております。
憧れの 秋山をね さん(株式会社インテグレックス代表取締役 日経ウーマン・オブザイヤー 2005大賞受賞)とも、しばしお話ができましたし、またこのブログを通じてメールやコメントを頂戴しておりました方とも多数、ご挨拶をさせていただき、あっというまの3時間でございました。(本当に、レセプションの時間が短いと感じまたけど、東京まで出掛けてよかったと思っております)「金融腐食列島」のモデルである作家の江上剛さんのお話は、ちょっと弁護士の私には耳が痛いところもございましたが(出席された方はお分かりですが)、このコンプライアンス・オフィサーという資格が、企業横断的なものになるよう資格取得者が努めていかねばならない、という方向性が明確になり、今後も多数の方がコンプライアンスオフィサー、コンプライアンスマネージャーの資格を取得され、プロフェッショナルとしての資格に発展することになることを願っております。また、こういった資格は倫理を含め、継続研修は不可欠と思っておりますので、関西方面での研修会など、企業の枠を超えて、自主的にでも進めていきたいですね。
立ち話でしたが、すでに従業員として(もしくは執行役員として)、社長に対してまっとうな意見を述べたために、衝突のうえ退職された方が3名いらっしゃいました。私なんか、衝突して解任されましても、自分で食べていくことができますが、長年務めてこられた企業を退社する気概をもって意見を述べる、というのが本当に厳しいものであることが十分理解できました。それから、意外だったのは、この資格取得者は法務部、総務部の方だけでなく、けっこういろんな部署の方がとられているんですね。(内部統制とか企業法務をいつ勉強されたのでしょうか?不思議です。)
12月4日、第三回のオフィサー試験、初めてのマネージャー試験が開催されますが、大阪で受験される方も、かなり増加しているとのことで、皆様どうか頑張ってください。関西でも資格者が増えますと、事務局さんのほうで「関西企画」を考えていただけるかもしれません。(だいぶ先かもしれませんが・・・)
実に楽しかっですし、刺激になりました。また、この会合には是非参加しますね。認定機構事務局の方、どうもご苦労さまでした。
(昨日のアクセス数 1893 どうも、ありがとうございました)