2007年1月14日 (日)

コーポレート・ファイナンス入門

たいへん楽しみにしておりました勉強会が始まりました。本日(土曜日)より、社外取締役ネットワーク関西地区勉強会の「経営学講座」が開講されまして、前半5回は神戸大学大学院助教授の砂川(いさがわ)伸幸先生に「手取り足取り、コーポレート・ファイナンスのイロハを教わっちゃおう!!」という企画であります。

Corporate_finance 砂川先生といえば、この日経文庫シリーズ「コーポレート・ファイナンス入門」の著者でいらっしゃいまして、私よりも5つくらいお若い先生です。聴講生は社外ネットの会員10名程度で、適宜質問や意見陳述を交えながらの3時間のワーキングはずいぶんと贅沢なものであります。もともと大きな商社や金融機関の役員の方々、証券取引所の方、公認会計士の方などが中心メンバーですので、財務分析の「ど素人」の私が完全に「足をひっぱっている」形になっておりましたが、そんな私のシロウト質問にも嫌な顔ひとつせずに、懇切丁寧に解説をしていただきました。たいへん感謝をしておりますが、同時に、このブログでかなり恥ずかしい自論(おもにM&Aに関連するテーマです・・(^^;))を展開していたところにも気づきまして、これから少しずつでも、「コソっと」これまでのエントリーを修正しておこうかな・・・・・・などとひそかに考えているところであります。とにかく、株主への説明責任を尽くす、というのが社外取締役の重要な職責である以上は、対話のための道具として、すこしばかりでも資本コストについて知っておいたほうがいいと思いますし、株主(外部投資家)からみた「企業価値」算定根拠というものも関心がありますので、ご迷惑にならないよう、しっかり予習復習しておきたいと思っております。ただ漠然と経営学に触れる、という姿勢ではなく、「経営者はこんなところから、無理してでも株主に気に入ってもらおうとして、不正への誘惑にかられちゃう」みたいな、そんなところを理解する視点で勉強してみたいと考えております。

きょう3時間、いろいろなお話をお聞きしただけでも、資本政策との関係で転換社債や新株予約権発行の意義をけっこう考える機会となりましたので、有意義でありましたが、この経営学というものも、企業会計とは違った意味で会社法や独禁法と接点がありそうですね。本当にこれを学問として究めようとされている先生方は、経営に関する真理探究の道なんでしょうが、そこまでの能力もまた時間もない私のような者にとりましては、もうすこし実利的なもの、つまり無形資産の評価基準のように、会社というハコの売り買いを行う人達にとって「その時代におけるモノサシ」を提供し、またそのモノサシをたくさんの人達が使えるように普及する活動、といったイメージを持ちました。さて、次回からはグループに分かれて、財務分析の実習が始まるわけでありますが、私にはかなりムズカシイ訓練ですし、ホンマについていけるかどうか・・・・・(^^;

1月 14, 2007 コーポレート・ファイアンス入門 | | コメント (5) | トラックバック (0)